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耳かき店員殺害事件について
検察は控訴を断念したというニュースを見ました。
これで被告の無期懲役が確定する模様。


非常にやりきれないです。


この事件の判決については
以前、「耳かき店員殺害事件の無期判決に納得いかない確率」という記事で書きましたけど、
裁判員制度そのもののに問題があるような気がしてならない。




元東京地裁判事の山室恵弁護士は判決についてこう言う。
「執拗にナイフで刺している上、被告の法廷での様子も反省していたとはいえず、職業裁判官3人だけの判断だったら死刑になっていた事例。一般の人は死刑判決に関与したくないと考えるため、死刑判決のハードルが上がったのではないか」


「一般の人は死刑判決に関与したくない」



まさにその通りだと思う。
意地悪な言い方をすれば
今回の裁判員は「逃げた」のだ。

裁判員の人たちの気持ちもわからないではないが。


でも、それって本質的におかしいよ。
だったら一般人を裁判員にしちゃ駄目だろ。


「その時々の裁判員の組み合わせで判決が左右されかねない。死刑の可能性もある重大事件が、そうした不安定な状況で判断されていいのか」


よくないでしょ!




そんな中、
どう考えても死刑以外あり得ないという
残虐な殺人で2人を殺した池田容之被告に対する論告求刑公判が
10日横浜地裁で開かれました。


池田被告は、
東京歌舞伎町のマージャン店の経営をめぐって被害者2人とトラブルになっていた元早大生近藤剛郎容疑者=強盗殺人容疑などで指名手配=から殺害を依頼され、
覚醒剤密売の利権を譲り受ける条件で了承し、殺害を実行。
殺害直前、家族に電話したいと懇願する被害者を無視。
被害者が「せめて殺してから首を切って」と訴えたが、
生きたまま電動のこぎりで首を切断して殺害した。
「(2人とは)初対面なので怒りも哀れみもなかった」と述べた。





【傍聴記録による殺害の状況】
被害者の高倉さん「風呂場はやめてください!密室はこわいです!」
被告人池田「安心しろ、溺死なんて甘ったれた殺し方されるとでも思ってるのか」
被害者の高倉さん「そんな!さっきの電動ノコギリは嫌です!せめて殺してからにして下さい!」
被告人池田「勇気あるなあヤクザだっけお前?望み通りギロチンしてやるよ」
(池田被告はここでチェーンソーを最大速度に切り替える)
被害者の高倉さん「ごめんなさい!ごめんなさい!せめて母親と妻に一言だけ電話させてください!」
被告人池田「泣くなよお前アッハッハ(ハサミで淡々と被害者の指を数えながら切り落とし)俺も上には逆らえないからよ」
被害者の高倉さん「おねがいします!ウワー!!ウオ、オオオ、ゴフ」
(首が切断された)
被告人池田「きたねーなこの野郎。この道具早えーな!見た?30秒もかからなかったな!こいつ気持ち悪いヤクザだな」





検察側は
「残虐かつ猟奇的で、人間の所業とは思えない」
「被害者の恐怖は表現できないほどで、人間性のかけらも見いだせない」
として池田被告に死刑を求刑した。


「被告が死刑にならないなら誰が死刑になるのか」

とさえ言い放ったらしい。


同感です。



耳かき事件のように
反省の色が見えるからなどという
馬鹿馬鹿しい理由で
死刑を回避するような判決にならないことを期待する。


反省をすることと
やっちまった罪とは別物です。

てか、
反省なんてするのは当たり前であって
それが刑の軽減の理由になること自体が本末転倒の話。




反省なんかで
殺人の罪が許されてたまるか!