1.鞘入れ小刀の鞘がきつくて抜けにくい場合  用意する道具:細い鋸(鞘に入る鋸であれば可)


細い鋸(引き回し鋸)などで、鞘の左右の脇を少しずつ削って調整します。

削る場合 鋸の歯が手前ばかり削る事の無いよう、刃が鞘脇と平行に削れるように注意します。


2~3回削ってみて、刃を入れ、入り具合を見ます。

最初から削りすぎると鞘がゆるくなりますので、注意して少しずつ削って様子を見てください。


次に
2.ゆるくて逆さまにして、落ちる様でしたら、鞘をきつくします。

きつくする方法は1~2㎜位の薄い木(割り箸を薄く裂いても良い)を鞘の溝巾に切ります。
 

切り取った薄い木を鞘の脇溝に接着剤で張り付けます。
 

圧着させる為、刃を鞘に入るところまで差し込み、乾燥を待ちます。


完全に乾燥しましたら、細い鋸で鞘の調整をしてください。

きつければ、「抜けにくい場合の調整」を参考に!!

ゆるければ、反対側の鞘の脇に木を再度貼り付け調整してください。

はみ出た木は最後に切り取ります。