買って来た『鉋』を使うには?
刃の出具合を調整しなければなりません。
鉋の刃が出ているか、いないかを確認してください。確認するには鉋をひっくり返し、図の様に見ます
まず 台の刃が出る面(下端「したば」)と、目線を合わせて見ます。また背景は無地で白いほうが見やすいです。
刃が出ているか、いないかの見極めは、台の面から刃が出ていれば黒い横線が見えます、出ていなければ何も見えません。
細い線(髪の毛一本0.08㎜位の線)になって見えるように調整します。実際に削る時は0.04㎜位ですから髪の毛の半分くらいになります。
刃を出す方法は
刃を戻す方法は
鉋の台のかど(台頭「だいあたま」又は「だいがしら」)を叩いて戻します。
刃の抜き方は
戻し方と同じですが、刃をより強く叩いて戻します。
その時 図の様に持っている手の指で「裏金」と言う四角い小さな刃を先に抜きます、その後親刃(鉋刃)をぬきとります。
刃が斜めに出た場合の調整
図は右側に刃が出すぎている場合の叩き方です。
次回は鉋に付いているもう一つの小さい刃「裏金」について、説明いたします。