両口玄能や八角玄能など115g、225g、375gなど中途半端ですよね!!
実は 現代では、kg g表示をしておりますが、昔(明治初期まで)は日本固有の表示をしておりました。
重さは 一貫(イッカン) 一匁(イチモンメ)などと呼んでおり、115gは30匁 225gは60匁 375gは100匁と呼んでおりました。メートル法が施行されてから、30匁は115gと呼ぶようになりました。
また金槌などはg表示でなく、打撃面の直径を分(ブ)で表示しておりました。15㎜とか24㎜などの表示は叩く所の直径、又は対辺の長さを呼んでいます。15㎜は5分(ゴブ) 24㎜は8分(ハチブ)と呼んでいました。
ちなみに 刃巾の呼称は 寸(スン)30.3㎜ 分(ブ)3㎜です。8分ノミは24㎜です。7分の切り出しは21㎜の事。
ところが 9寸両刃は270㎜では無いのです、240㎜です。これについては別途ブログでご説明いたします。