8月25日(金)
予定なしの日だ。
翌日は昔の呑み友達達が集まり、
昼過ぎから飲み会予定。
10人以上集まりそうだと連絡が。
なので今日はほどほどにしないと。
集まるのが多摩センターなので、
今夜はその近所で泊まろう。
ということで、取り敢えず多摩センターへ出る。
ここらは全然変わっていない。
昔よく行った蕎麦屋でランチ。
以前は珍しい日本酒や、旬のもののオススメが多い蕎麦居酒屋だったが、だいぶ普通になっていた。
周辺を散策したが、
ホントに昔と何も変わっておらず、
さして見るべきものもなく、
宿もネカフェもあまり無い様で、
結局翌日のアクセスに便利な調布に戻ることに。
調布でも範囲を広げて散策。
惹かれる居酒屋はないかと探す。
大きくなくてチェーン店ではない、
独りでも落ち着けて、
ツマミが旨そうな居酒屋。
昔の記憶をたどりながら探してみるが、
どうにも見つからない。
いい加減歩き疲れてくる。
街道沿いではあるが個人店っぽい焼鳥屋があったのでそこへ入る。
思った通り個人店であった。
テーブル席も結構ある。
大将はまだ30代後半くらいだが2代目だろうか。
焼き鳥もモツ煮も美味しい。
金曜日だしお客さんもどんどん増えてくる。
だが厨房は大将と奥さんらしき2人だけ。
だんだんと回らなくなってくる。
奥に向って誰かを呼んだなと思ったら、
小学校高学年位の息子さん。
その息子さんが生ビールを注ぎ、
テーブルに料理を運んで手伝っていた。
人を雇ってまでは中々難しいんだろうな。
店を出て次を探す。
が、ここでアクシデント。
信号を渡り終わったところで、
いきなり転倒。
段差を見誤ったのか、
前のめりにグルンと引っくり返る。
子供の時以来やったことのないくらい、
見事に転んでしまった。
後ろからの若い男性が、
「ダイジョブですかぁ〜〜」
と、笑いをこらえる感じで追い越していった。
くっそ、なんてこったい。
手や肘はちょっと打った気もするが無傷。
膝は痛いなと見たら、
流血しカーゴパンツが破けとる。
傷は浅く平気で歩ける。
傷に布地が当たると痛む程度だ。
血や痛みより、破けたほうがショックだった。
ジーンズともう一着カーゴパンツは持って来ていたが、こっちの方が薄手で履きやすかったのに、、、。
気を取り直し、再び居酒屋を探す。
結局以前歩いた駅に近いこの通りくらいしか無さそう。
結構混んでいる古そうな居酒屋に入る。
カウンターに座ると、
ここのボスっぽいかなりの歳のお婆さんが、
指にタバコを挟んだまま灰皿を持ってきた。
タバコは止めてから20年近くになる。
なので丁重にお断りした。
なんか、ここは初めてかい?とか聞かれたが、
とにかくタバコ臭い。
目の前の厨房も広いが、物が雑然と並び山となっていて、清潔感からは程遠い。
周りを見渡すとお年寄りばかり。
常に煙が漂ってくる。
昔は自分もヘビースモーカーだったが、
今ではもう無理。
早々に退散した。
結局前にも行った肉汁餃子の店で呑んで終了。
破れて血で汚れたカーゴパンツを洗濯して就寝。
ま、こんな日もあるさ。