ひらめき「現代文の教科書におもしろい文章があったから、ママにも読んでほしい。」

と、我が家のJK長女が、現代文の教科書を渡してきた。

 

月曜日はね、17:30に仕事終えてJC次女を拾ってそのままテニススクールへ送迎。

彼女が練習中に、近くの公園で私も走るトレーニング。帰宅が20:30頃。

風呂入って、夕飯食べながら氷結レモンタイム!
週明けから結構忙しい。
 
恩田 陸さんって、
「夜のピクニック(読んでません)」「蜜蜂と遠雷(読んでません)」
とか有名よね。読んだことありませんが。
でも、「元カレの遺言状(読んだよ)」の
新川 帆立さんが土浦一高、恩田さんが水戸一高出身
っていうのが焼き付いていて、茨城の有名な作家。って思ってる。
 
あらすじ(ネタバレ)****************************************
物語はディベートをエンターテインメントにした世界。
主人公はディベートの主催者。
お題は柱時計か腕時計か(どちらの時計がいいか)?
出演者はそれぞれの主張を出し合います。
AかBか二者択一に対して、どちらかが良いという結論が出て、終わる。
それが平和的に繰り返されてきたのだが、
 
「どちらかに決める必要はない」と女が一言。
 
出演者たちは、かき乱される。
主人公は選択できないのは優柔不断、選ぶ勇気をもった人間が素晴らしい。と主張する。
 
女はサイコロを投げ
「ご存じ?サイコロの上に出ている目と、陰になって見えない下の目を足すと
七になるんですわ。(中略)そして、私は見えない七の国からやってきたんですよ。」
 
主人公は女(公安)にプロパガンダ違反(二者択一を迫り、
選択できないものはすべて切り捨ててしまう単純さを扇動した罪)で逮捕。
******************************************************
 
...。お母さんはこう言うのは好きではないと思いますが...。
まぁ、せっかくガールがおススメしてくれたので、
真面目に感想を書いてみましょう。
 
この物語はSFですかね。
選ぶこと、選べないことが
どちらも間違いでもなく、正しいことでもない。
自分で考えず、人の意見で判断する。ということが間違いなのだ。
 
 
読了感は良くないですね。
もっと分かりやすくてさわやかなモノがお母さんは好きですよ。