石川県金沢市では今、おでん屋が人気だ。
中でもカニのおでん「カニ面」は金沢が発祥。
“香箱”と呼ばれる金沢沖で取れるメスのズワイガニを贅沢に使う。
その魅力を紹介。
『金沢おでん』の味は関西寄りで、醤油控えめ。
タネは地元の野菜や海の幸。
その極めつきが、カニのおでん「カニ面(めん)」。
材料に使われるメスのズワイガニ“香箱(こうばこ)”は、
漁の解禁が11月から12月の2か月。
解禁初日だけで年収の10分の1を稼ぐことも。
金沢港の漁師たちにとって年一番の稼ぎ時だ。
香箱は高値で取り引きされるため、
たくさん取れてもおでんになるのは一部だけ。
カニ面は冬のぜいたくな一品です。
カニ面
金沢沖の香箱漁
香箱
金沢のおでん屋さん
【語り】松たか子,井上二郎
[BSプレミアム]
2023年06月05日 午後6:00 ~ 午後6:05 (5分)