紀有常、源融、惟喬親王。
彼らは、なぜか出世争いからはこぼれ落ちた業平と深い友情を交わす。
優れた人への謙虚さ、真心といった業平の美質が彼らをひきつけたのだ。
- 【指南役】
- 高樹のぶ子(作家)…小説「小説伊勢物語 業平」で泉鏡花賞を受賞。
- 「光抱く友よ」「水脈」「透光の樹」等の小説で知られる。
- 【朗読】
- 野村萬斎(狂言師)
- 【語り】
- 墨屋那津子
業平は女性だけではなく男性にも愛された。
紀有常、源融、惟喬親王……
彼らは、なぜか出世争いからはこぼれ落ちた業平と深い友誼を交わす。
優れた人への謙虚さ、真心への正直さといった業平の美質が
彼らを惹きつけたのだ。
挫折や人間関係のこじれ、世間から取り残される寂しさ……
数々の憂いを抱えた男たちは、
業平の情の細やかさや共感力、
そしてそれらを見事に凝縮した和歌によって、癒され励まされていく。
第三回は、業平が男たちと交わした友誼を通して、
友情のあり方、上司との心の通わせ方などを考えていく。
- 出演者ほか
- 【講師】作家…高樹のぶ子,【司会】伊集院光,安部みちこ,
- 【朗読】野村萬斎,【語り】墨屋那津子
-
[Eテレ]
2020年11月16日(月) 午後10:25~午後10:50(25分)