須磨海浜水族園で、13,000匹の命を守るただ1人の獣医師・毛塚千穂。
走り続ける彼女のセブンルールとは? 今週の主人公は神戸市立須磨海浜水族園の獣医師・毛塚千穂、31歳。
たった1人で約600種類1万3千匹の健康を守っている女性ドクターだ。
 子供の頃から動物が好きで、動物園か水族館で働くのが夢だった。
しかし飼育員の競争率は非常に高く、
何かプラスαの実力を持とうと獣医学科で学んだ。
卒業と同時に同園に就職したところ、
園には自分1人しか獣医師がいない状態だったという。
そこからは動物が一つ病気になる度に、
勉強して対処することで実力をつけてきた。 
彼女の朝はイルカの呼吸数を計ることから始まる。
9頭いるイルカは顔で見分けることができるという。
ペンギンの採血やラッコの採血など仕事が山積みの中、
飼育員からは絶えず相談事が持ちかけられる。
他の個体に甲羅を食いちぎられてしまったカメや、
体に傷のあるカピバラ、異物を誤飲してしまった恐れのあるイルカなどなど…。
まさに園内を1日中走り回っている状況だ。 
そんな忙しさの中でも、笑顔を忘れずに、
動物に献身し続ける彼女のセブンルールとは?