いつもご訪問頂きまして、ありがとうございます。
なかなかブログ訪問出来なくて、すみません。


今日もクリームとルークの話をさせて下さい。



クリームが8年前に我が家の庭に来た時に、既に大きな病気を持っていると思いました。
6年前に猫エイズを発症。
そこから長い闘病生活が始まりました。
徐々に悪くなっていく病状。
何度もダメだと言われながら、頑張ってくれたとても強い子です。

最初の頃は月に1度インターフェロンを注射しに通院していましたが、どんどん周期が短くなって、数年前からは週に1度通院が必要になっていました。

昨年2月に尻尾に腺癌が見つかり、断尾手術をしました。
食欲が落ちて一気に体重が減りましたが、どんなに頑張っても年は越せないと言われてから3回目の年越しをしてくれました。

異変が見つかったのは3月の終わり頃です。
頻尿の症状が現れました。
自力で排尿が出来なくなって、パンパンになった膀胱から入りきれなくなったオシッコが少しずつ漏れてきている状態でした。
色々な薬を試しましたが自力排尿は出来ず、そのうち右足に麻痺が出て来ました。
馬尾症候群では無いかと診断されて、排尿する為のお薬が処方されましたが自力排尿は出来ず、自宅での1日4回の圧迫排尿が必要になりました。
徐々に食欲も落ちてきて、強制給餌も必要になりました。

6月初旬から下痢するようになって、下痢止めの注射やお薬を服用しても下痢が止まりません。
体重はどんどん減っていき、下半身の麻痺も進んできました。

その頃から、両足の付け根にしこりが感じられるようになり、圧迫排尿の時にお腹にもしこりを感じるようになりました。
通常なら精密検査が必要ですが、もしも癌だとしてもクリームには出来る治療が無いので、体に負担がかかる検査はしない事になりました。

数日前から足の付け根のしこり辺りの皮膚が変色して来たので、昨日針で細胞をとって調べたところ、やはり悪性リンパ腫でした。
多分、お腹や足にあるしこりは全て悪性リンパ腫で、それが悪さして下半身麻痺や下痢がおきているのだと思うと言われました。
通常だと抗がん剤治療ですが、クリームにはその体力も免疫力も無いので、ステロイドを服用して進行を少しでも遅くする以外に出来る事は無いそうです。
あとはクリームの体力次第ですが、免疫力が無いので少しの菌でも敗血症になるし、圧迫排尿でリンパ腫が体に広がり易くなっているし、排尿させられなければ尿毒症や膀胱破裂が起きるので、残された時間はとても短いようです。



この6年間、クリームの世話を中心に生活してきました。
スケジュールの最優先はクリームでした。



口内炎が沢山出来ていて痛いので、強制給餌を1番嫌がります。
お薬を飲まないと圧迫排尿でオシッコが出にくいので、栄養剤で溶いたお薬を強制給餌しています。栄養の為の強制給餌は止めました。
少しですが自力で食べてくれているので、それがクリームのベストの量で、それ以上は辛いんだと思うので。
毎朝みんにゃと一緒に朝ごはんの催促をして、頑張って食べてくれています(クリームはお皿からだと食べられ無いので、ブランケットから食べます)


総合栄養食のクリスピーキッスを3袋、エナジーちゅーる1本、今はそれ以外は食べられなくなりました。
お薬をカロリーエースに溶かしてシリンジ1本を1日2回。

もう嫌なことは出来るだけ止めて、幸せな時間を増やしてあげたいです。




10年近く前から慢性腎不全だったルークは、先月から急激に腎不全が進み、 自宅補液を始めました。
1ヶ月経ったので補液の効果を見るために、血液検査をしました。



結果は全く改善無しでした。
ステージ4の末期の腎不全です。
出来る治療はずっとしてきたので、もう補液以外にやれる事は無いからしばらく続けることになりましたが、このまま効果が無いようならやるだけ可哀相です。
また1ヶ月後に血液検査をして、効果が無ければ止めます。


十分辛いんだから、良くならないなら嫌なことはせず、穏やかな時間を過ごして欲しいと思います。
仲良しのクリームとウノとの時間が、何より幸せだよね。



3匹のこんな姿を、1日でも長く見ていたいです。