今日はさくらの事をお話したいと思います。

前にも書いたのでご存知の方はいらっしゃると思いますが……( ̄▽ ̄;)

私達がこの地に引っ越して来たのは5年前の12月でした。
その翌年の5月頃から、さくらが我が家に姿を見せるようになりました。
当時家にはにゃんこが居なかったので、にゃんこのごはんはありませんでした。
首輪に「さくら」と名前札が付いていて、ご近所さんの飼い猫だと分かりました。

やたらな食べ物をあげてはいけないと、最初の頃は何もあげませんでした。
そのうちさくらは、私が庭作業をしているのを見ながら、お昼寝して行くようになりました。
毎日夕方になると自宅に帰って行くのですが、飼い主さんが留守らしく戻って来てしまいます。
夜になってもカーポートに居て帰らなくなったのでダンボールを置くと、ずっとそこで寝泊まりするようになりました。
その頃のさくらです。


飼い主さんに、ウチで寝泊まりしている事を伝えると、全然戻って来ないのでごはんにピュリナワンをあげて欲しいと言われました。

ごはんをあげるようになるとずっとウチに居るようになったので、飼い主さんと相談して迎えに来て貰いましたが、さくらは全力で逃げ回り、私が抱っこして連れていっても私より先にウチまで戻っていました。


飼い主さんは自然派主義なので、猫ちゃんがやりたいようにやらせると言う考え方です。
なので、猫ちゃん(3匹居ました)を外に出したまま、ごはんの用意もせずに何日も家を空けていました。 
お腹が空いたら鳥やトカゲや蛇や蛙を獲って食べるから大丈夫と言っていました。
ノミダニのお薬もワクチンもしてないから、さくらはいつもダニが付いていました。
「さくらがpikuさんちに居たいみたいだから面倒見て下さい。ただいつかは帰って来て欲しいので家猫にしないで、外で飼って欲しい」と言われ、中途半端な状態でさくらは半分我が家の子になりました。

ノミダニ防止薬を塗布し、ガレージにさくらの寝床を作りました。
ヒーターと電気毛布で、寒い冬を乗り切ったね


寒いからいつも抱っこ


庭作業のお手伝いもしてくれたね。


いつも一緒



半年後にフラッとケガをしたルークが現れて、さくらと仲良しになったね。


デッキにさくらのお昼寝小屋を作るのも手伝ってくれたね。


お家で寝てくれる事が多くなって来たね。


雪の中をお散歩したり


日光浴したり


木登りも大好きだったね


毎晩家で寝るようになったね


前の飼い主さんには定期的にさくらの写真を送り、さくらが忘れないように時々会いに来て下さいと言い続けましたが、4年間1度も来てくれませんでした。

そして……月日は流れ

ちょうど1年前、さくらが急にごはんを食べなくなったので病院に連れて行くと、コロナの値が高くなって酷い熱が出ていたね。
可哀想に我慢してたんだね。

前の飼い主さんにその事を伝えると、
「ウチは病院は反対だから与えられた命が尽きて死ぬならそれまでだと思っているけど、pikuさんがお金がかかってもいいから治療したいなら好きにして下さい」と言われました。
カチンときたので
「さくらはもう外の世界では生きていけないそうです。
今まで大切に育てて来ましたから、私はさくらの為に出来る事は何でもします。
ウチの子として育てますので、返して欲しいと言われても返せません」
と言ってやりました(*`Д´)ノ!!!

それで……さくらは正式にウチの子になりました(ノ゚∀゚)ノバンザーイ


3週間近く入院して、退院して来てからも週に1度のインターフェロンの注射を3ヶ月続けて、それが2週間、1ヶ月……今は3ヶ月に1度で良くなったね。
今週は検査に行く日だよ。
注射は嫌だけど、健康でいる為に頑張って!


今朝のさくらです。
優しいさくちゃん、いつもジピの面倒を見てくれてありがとうね。


お外を自由に走り回ったり木に登ったり出来なくなってごめんね。
ママはそんな楽しそうなさくちゃんも大好きだったから、可哀想な気もするの。
でもママはさくちゃんにずっと元気でいて欲しいの。
3ヶ月に1度の検査や注射で、ずっとFIPを発症しない可能性もあるのよ!
だから頑張ろうねq(^-^q)

さくちゃん、ウチの子になってくれて、ありがとうねm(*-ω-)m🖤