お友達のベビーマッサージの話から…
むかしむかし…高校生の頃、かなり厳しい体育会系の部活に入ってて、その頃の事を急に思い出しました

本当に本当に厳しくて…どんどん人が辞めちゃって…
もともと女子2人だったから、毎日励まし合いながら頑張ってました

顧問の先生は、今だったら体罰って言われて問題になるレベルです

私は体育の授業が嫌でした。足にも手にも木刀で殴られたアザが30カ所ぐらいあって、友達がひいてました



女子でも容赦無く顔を殴ったり、重い防具をつけたままプールに落とされたり…毎日毎日早朝練習から夜22時頃まで死ぬかと思うような日々でした

練習が終わると最終バスが無い時もあり、顧問の先生は「訓練だから歩いて帰ろ」と言って、さっさと帰って行きました

学校から家までは山を幾つも越えて、歩いたら3時間以上かかります。しかも外灯も無く真っ暗です。
夜中にとぼとぼ一人で歩いてるのを気の毒に思った、見ず知らずのおじさまに送って貰った事もありました



練習相手は高校生か大学生の男子です。骨折したり、血管が切れたり、捻挫したりはしょっちゅうでした



で、ベビーマッサージで連想した話はここからで…
一週間の合宿の初日に足を疲労骨折して、熱は出るし吐き気はするしもちろん痛いし…



それでも練習は絶対に休ませて貰えなくて

夜は2時間睡眠です。眠くて眠くて…。
だけど腫れ上がってドクドクしてる足が痛くて寝れませんでした

そんな時、同期の子が痛いところに手を当てて「こうすると痛くなくなるよ!」って毎晩やってくれたんです

骨折してるんだからそんな事しても治らないんだけど、不思議と痛くなくなるような気がしました

貴重な睡眠時間を削って、毎日毎日…



それから私は、何かあっても手を当てたら治る気がしています

手からは何か…愛情のような癒しのようなものが出ていて、それが痛みをとってくれるような…
宗教的な危ない話じゃ無いですよ



友達の気持ちが本当に嬉しかったんです

大切な大切な同期の友達は、女子の顔をボコボコにする事に怒った親が学校に乗り込んで、1年で辞めてしまいました

あんな酷い顔を毎日見て、親御さんもよく1年我慢したと思います。
私に全く関心が無かった私の親は、全く気付かなかったそうです

それもビックリですけど…







プーのお腹にも毎日手を当てて、心を込めてマッサージしてます

お友達のベビーマッサージの話とは似ても似つかない話ですけど、手から愛情が伝わるって事で思い出しました
