窒化処理とは | 金属熱処理専門学校     ~t氏先生の部屋~

窒化処理とは

窒化処理とは

表面硬化熱処理の化学的表面硬化法で、

鋼材に含まれる

様々な金属元素と化合し、

硬い窒化物を表面に形成して

硬化させる処理です。

窒化処理の目的は、

耐磨耗性、耐腐食性、耐熱性 等の向上です。

耐磨耗性がほとんどですかね?

要は硬いので良く滑るってことかな?

違ってたらスマソ(ノω・、)

カムとかスリーブとかが多いかな?

アルミダイカストのピンとかさ



一般的にSACM645(窒化鋼)、SCM,SNCM、

SK,SKS,SKD,SKH S45C,S50C FCDとかもOK

ステンレス鋼(プラズマ窒化、加圧窒化とかで可)

などが窒化で使用されています。

鋼材によって

硬化する硬さに違いがあり、

HV400位からHV1300位?までと

かなり幅があります。

また、硬化層深さにも違いがあり、

0.01mmから1.2mm位まで幅があります。

まず、素人が判断し、

適切な鋼材を選定することは難しいと・・・

熱処理屋さんだって、

一部の人が一部の材料しか

知らない位だしね(笑)