レイクタウンに行ったことがある人はいるだろうか? こう聞かれて「ある!」と答える人は多いだろう。だが厳密にはレイクタウンは大概の人が想像する日本最大のショッピングモールを意味する言葉ではない。日本最大のショッピングモールはイオンレイクタウンが正式名称となっている。ではそこにある駅のことかと言うと駅も正式名称は越谷レイクタウンなので違うということになる。単にレイクタウンと言った場合それは埼玉県越谷市レイクタウンという行政区画を指す言葉となる。ここにはかつて大相模町・大成町といった町があったが再開発に伴って改名してレイクタウンとなった。レイクタウンは1丁目から9丁目まであるが商業施設部分と調整池部分がそのエリアの殆どを占めている。ということで今回はこの両方を歩いてみたい。如何にこのショッピングモールが巨大なのか分かってもらうために10分刻みの所要時間を記す。


14:40。アウトレット棟の隣にあるゲート19駐車場に駐車。5時間まで無料なので実質無料である。


アウトレット棟をkaze棟に向かって進む。時折調整池が見える雰囲気が良い建物。通路が屋外となっているので猛暑日はキツい。


分岐が現れる。何度も来ているから迷わないが初めての人は途方に暮れるだろう。


14:50。渡り廊下を渡ってkaze棟へ。こちらは屋内型のショッピングモール。


15:00。kaze棟からエスカレーターを下るとすぐに越谷レイクタウン駅となる。駅ビルで繋がっているわけではない。


南口は綺麗に整っているがどことなく武蔵野線沿線らしさが感じられる。こちらには文京施設と医療施設があるのみ。


再びイオンレイクタウンへと戻る。


早朝だとエスカレーターを登った先の一角までしか入れない。kaze棟に通じる渡り廊下が開くのは開店の10:00から。


kaze棟に戻ってきた。まず目に付くオブジェ。


3階を歩いていて何かおかしいと思い途中でテラスに出てみたらmori棟が予想していたのと別の方角に建っていた。急いで方向転換。迷わず隣の建物まで行きたいなら渡り廊下のある2階を歩くのが良い。


15:10。mori棟に向かう渡り廊下を通過。空港やターミナル駅でしか見ない平面式エスカレーターが設置されている。


mori棟。通路が広い。


15:20。通路が分岐して2重になる。この棟だけでもとんでもない広さ。


mori棟からアウトレット棟へ向かう屋外の渡り廊下。


下を走っているのは国道4号線。外環道と国道16号線の庄和インターチェンジを結ぶ予定。


アウトレット棟に戻ってきた。ここからショッピングモール外の街歩きに移る。


15:30。アウトレット棟のすぐ外は調整池を眺められる親水テラスとなっている。


大相模調整池は武蔵野線を挟んで北池と南池に分かれている。まずは北池を反時計回りに巡る。


北池の北東端にあるのは導水路。元荒川が溢れそうになるとここから大相模調整池に元荒川の水を流し込んで浸水被害を抑えるらしい。元荒川は荒川西遷事業によって荒川本流から切り離されており現在では熊谷を源流とするだけの流れに過ぎない。けれどもこの川は現在でも度々水害の原因となっている。そしてこのあたりを流れるのは元荒川だけではない。その北側には古利根川が流れているしレイクタウンの東側には中川が流れている。調整池の北東3km先がこの3つの大河が合流する地点である。さらにはその逆の南西3km先には綾瀬川すら流れている。調整池無くしては成り立たない土地柄である。


レイクタウン第三公園。大きな並木が印象的。


北岸の湖畔を進んで行く。このあたりは真新しい戸建て分譲地ばかり。


15:40。芝生広場通過。良さげな場所と思ったがとんでもない。犬の糞を捨てるな!という看板が立っていた通りクソデカなクソがこれでもかと言うくらい落ちている。大きさからするに大型犬に違いない。特定班が地面にチョークで記した発見日時からすると一昨日も来たらしい。とするとイオンレイクタウンにたまに来る買い物客ではなく頻繁に来ている人ということになる。しかも北池北岸にしか落ちていないことからすると南岸からやってくる人ではない。犯人は北岸からその先の大成町にかけてのエリアにある戸建て住宅で犬を飼っている地元民もしくはアウトレット棟横かキャッチボール広場横の駐車場に車で来て犬の散歩をする越谷市近郊の住民、であろう。以上どうでもいい推理でした。


人工的な調整池に生態系を育むため湖畔はビオトープになっている。フンさえ落ちていなければ散策には最良の場所なのだが。


北池の北西端にあるのが湖畔の森公園キャッチボール広場。ここの隅には中村重太郎像、裏の住宅街には中村重太郎邸が残されている。中村重太郎は大相模調整池の場所にあった大相模村の村長だった人物。元は大相模氏を名乗っていたとされるがこの大相模氏というのは武蔵七党の一つ野与党に属する一族である。野与党は太田道灌以前に岩槻の領主だった渋江氏や下妻城の城主だった多賀谷氏などの庶流を輩出している。総じて埼玉と千葉の県境に蟠踞した勢力ということになる。


西岸を下っていく。


15:50。こあじさし橋。ここから南北の池を繋ぐ連絡水路になる。


圧迫感ある橋底を潜る。


16:00。親水テラスの対岸を通過。


武蔵野線が見えてきた。


前方の突き当たりにあるのは越谷南高校。


突き当たりで東に向きを変える。


再び橋底。


水路沿いにマンション多し。


このあたりで人にすれ違うことは無かった。


壁のように連なるマンションは圧巻。埼玉県下一のニュータウンである。


岸壁っぽくなっている第六公園。


綺麗な街だがこの橋には汚い落書きがしてあった。


16:10。このあたりから南池。


南池南岸の大型倉庫が見えてきた。倉庫の下は春日部の地下神殿と同じく貯水池となっているそうだ。


南岸は極めて殺風景。このあたりは散策するように造られていない。湖畔のこの道に降りられる階段はこのエリアに存在していない。


大相模調整池の排水機場。この先で中川に通じている。


南池南東端からはレイクタウンエリアのお洒落な雰囲気は感じられない。


16:20。第五公園で折り返して北に向かう。


西岸と違って悪くない道だが誰も散歩などしていない。



刈り入れが終わった土手が綺麗な第四公園。


16:30。マンション前は特に力を入れて水辺が整備されている。これにて調整池沿いを離れて北に向かう。


グランアルト越谷という高級感あるマンション。


16:40。駅とkaze棟を繋ぐ渡り廊下の下を潜る。


北池南岸にある大芝生広場。大相模調整池で最も多くの人で賑わう場所。来ている人は見たところ地元民というよりイオンレイクタウンの買い物客ばかり。


たぶん北池で一番のビュースポットである桟橋。


16:50。できたばかりのレイクサイドダイニング。 


17:00。駐車場に戻って街歩き終了。イオンレイクタウン3棟を一通り歩いただけで50分、大相模調整池全体を歩いたのはそれにプラス90分だった。