アルツハイマー型認知症って薬を飲んでどうこうなるものだとは思ってなかったので、初めて病院で薬を処方された時は「えっ、薬あるんだ。」と少し驚きました。

 

母に処方されたのは「ガランタミン」と言う薬。

アルツハイマーの進行そのものを抑えるものではなく、記憶障害などの認知症症状の進行を遅らせるものです。

ちょっと紛らわしいですね。

 

母の場合の効果は、劇的ではないけど「あれ、ちょっと記憶力がマシになってる?」って感じでした。

でも今飲んでいるのは最大容量の12mgなので、もうこれ以上は望めません。

まあ薬の容量アップ出来た所で、アルツの進行の方が早いんですけどね…。

 

ちなみにアルツハイマー病の新薬レカネマブですが、2023年9月に承認された後すぐにお医者さんに聞きましたが、母の進行具合では治療対象ではないと言われてしまいました。

この薬の治療対象になる位の軽度な人って、「まだ大丈夫!」とか「ボケてない!」と言って病院連れて行くのが一番大変な時期なのでは…。また、家族も認知症に気付いてない事も多そうだなぁと思いました。

 

私が母の歳になる頃には、もっと良い治療薬が出てるといいな。

あ、それよりも認知症にならないといいなぁ。