からだは無意識~「泣きなさ~い~ 笑いなさ~い ♪」 | 覚技ワーク~注意の行き届いた自然体★新海正彦

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覚技(かくぎ)とは、さまざまな心理療法に、武術や音楽やシャーマン的テクニックを取り入れた、こころとからだに目覚めをもたらすトレーニング・メソッドです。

いきなり質問~。

悲しいってどういう状態? うれしいって?


たとえば悲しい状態っていうと僕たちは、
胸が痛い感じ、とか、
ふと涙が出てしまう、とか
部屋が暗く感じに見える、とかっていいませんか。

これはどれも、からだと感覚の反応のこと。
悲しい状態って、実はからだが表現しているんですね。



僕が経験したことですが、
進路で苦渋の選択をしなければならなかったときのことです。

からだもかなりきつかったので、
マッサージに行きました。そしたらそこで、
「新海さんの左胸、なんかへこんでますよ」といわれたんです。


「胸がつぶれそう」
「胸が押しつぶされそう」
っていいますけどからだが
本当にそうなってしまうんですね。

「押しつぶされる」といっても
誰かが押しているわけではないので、(押していたら怖いです^ ^; ゾク~ )
自分が自分の筋肉でやっていることです。

自分が自分を押しつぶしている。
感情ってからだの表現でもあるんですね。



僕たちはからだはほとんど無意識の状態になっていて、
自分では気がつかないことが多いのですが、
からだは正直に反応したり表現したりしています。

一時的なものならば自然と解消するでしょが、
継続してしまうと、その状態で筋肉が固まってしまい
解消に時間がかかります。

ですからできるだけ、
気持ちを溜め込みすぎないで表現しちゃった方がいい。


喜納昌吉の「花」という歌の一節の
「泣きなさ~い~ 笑いなさ~い ♪」
これ、大事ですよねー。


覚技ワークス主宰 新海正彦