一般的にシャーマンの意味は、巫女さんや、霊媒、憑依、
口寄せなどすべて含めてシャーマンと言っていますが、
狭義の意味ではちょっと違う定義があります。
それは、
「社会や共同体の人々のために、本人が自分の
意のままに異界を旅すること」というものです。
この考え方では、我を忘れたり、他の何かになったりする
行為はシャーマンとはいいません。
「自分の意識を保ったまま変性意識(シャーマン意識)になる」
というものです。
なにをするかというと、
「個人や社会や共同体の人々のために、
本人が自分の意のままに異界を旅すること」なんです。
ちなみに覚技では、シャーマン、シャーマニズムはこちらの意味で使っています。
古来、シャーマニズムは非常事態や人生における
脅威的状況に対応しながら発達してきたといわれます。
そう考えると、今って過去の経験が使えない、
まさに脅威的状況にあるような状況ではないでしょうか。
緊急事態にあることがライフスタイルにさえなっていますものね。
ですからそんな現代で生活している私たちには、
古代からの意識テクノロジーであるシャーマニズムを
再認識してみることも必要かと思います。
目の前で起こっているできごとを、まるで物語を見るような視点を得る。
そのことで世界がいままでと違う見え、世界が拡がる、というシャーマンの旅。
覚技・シャーマンの旅ではさまざまなアプローチで異界への旅へいざないます。
大笑いしながら、楽しく、深~く。
もうあさって18日ですが、まだ参加できますよ。詳しくはこちらから→
覚技研究会 新海正彦