十両の星取が確定したところで、次は幕内全選手の相撲換算成績を割り出す作業に移ります。まずは投手部門です。最初は先発投手の順位付けから…昨シーズンの成績は連載第11回で紹介しています。ここで、問題になったのは前田健太(C)と金子千尋(Bs)の2位争い、杉内俊哉(G)と能見篤史(T)の順位、さらに、「ホールトン(G)Vs.三浦大輔(De)」「石川雅規(S)Vs.成瀬善久(M)」が俎上になりました。大問題となったのは、昨季未勝利の3人…館山昌平(S)、石井一久(L)、西口文也(L)の3人です。どこをどう見比べても五十歩百歩。とても順位の付けようがありません。しかし、それでも順位を付けるのが番付編成会議です
結局、先発投手の順位は以下のようになりました
1田中将(E)2金子(Bs)3前田健(C)4内海(G)5能見(T)6杉内(G)7ホールトン(G)8三浦(De)9武田勝(F)10成瀬(M)11石川(S)12吉見(D)13館山(S)14石井一(L)15西口(L)
13~15位は、そのままという形になってしまいました。館山などはかなり恵まれた評価かもしれません
続いて救援投手の順位付けになりましたが、ここでもドラマが起きました