オイラの年1回のお楽しみ…「野球界番付」の番付編成会議(2月7日)が目前に迫ってまいりました。シリーズ第14弾は、いよいよ今年の番付編成の最大の注目点を紹介しましょう。ズバリ、阪神の主砲・金本知憲が東横綱の座を守ることができるのか-。
昨年の横綱は、東に金本、西に巨人の小笠原道大の2人だけ。残念ながら新横綱候補はおらず、どちらかが球界最高峰の座を争うことになります。
まずは、2人の成績を比べてみましょう。
金本知憲・307(535打数164安打)27本108打点
小笠原道大・310(520打数161安打)36本96打点
安打数と打点数は金本に軍配が上がりますが、打率と本塁打数は小笠原の方が上…。実質2勝2敗です。ということは、素直に数字だけで2人の相撲換算成績を弾き出すと相星になり、そうなれば東横綱の金本がそのまま据え置かれることになります。
しかし、問題は昨年のリーグ優勝が巨人だったということ。チーム貢献度は小笠原の方が高いのは明らかです。つまり、相撲換算成績で小笠原の方が上になるように評価される可能性もあり、東西横綱が入れ替わる可能性も十分にあり得ます。
数字だけで判断するか、チーム貢献度も加味するか、ここは編成委員の間でも評価が分かれるところ。果たして、新番付では東西横綱は誰になっているのでしょうか?(敬称略)(159)