実践リストラ 何を切る? | 架空書評~空に木を加える

実践リストラ 何を切る?

実践リストラ 何を切る?
実践リストラ 何を切る?
児玉鮭児、仰天社


内容:失われた10年。思い切ったリストラをして奇跡の復活を遂げた企業は多い。そうした実際のケースをもとに、どんな状況でどのような社員を切ればいいのかをクイズ形式で出題。監修は、IT企業の社外取締役にしてプロ雀士でもある児玉鮭児。再び来たる不況への備えを!


この本を詳しく調べる


評価:


感想:多分置き間違いだと思うが、麻雀本の棚でこんな本を見つけた。「田中(年間欠勤率4%、基本給24万円)と佐川(売上目標達成率117%、'03・'05忘年会幹事)……。そこに、取引先のコネで山野をツモってきた。さあ、誰を切る?」といったクイズが山盛り。データも細かく、上司だったらかなり迷うだろうなぁ。「チャンスのときは危険牌でも勝負!」「安牌は1つは残せ」「ライバル他社に捨牌を鳴かせるな」など、なんでも麻雀にたとえるのは無理があるが……。まあ、何にせよ、社員を牌のひとつと考えているような会社はダメだろうけど。