「今は、日本のどん底です。 

それに敵がどんなことをいってくるか、わかりません。 

 

これからは、苦しいこと、つらいことが、どの位あるかわかりません。

どんなに苦しくなっても、このどん底から、はい上がらなければなりません。 

 

それには日本人が国体護持の精神を堅く守って、

一致して働かなくてはなりません。

(中略)それも皆、私の双肩にかかっているのです。

 

 それには、先生方、傅育官(注・御養育係りの役人)のいうことを、

よく聞いて実行し、どんな苦しさにも、たえしのんで行けるだけの、

ねばり強さを養い、もっともっとしっかりして明治天皇のように、

皆から仰がれるようになって、

日本を導いていかなければならないと思います」
(木下道雄「側近日誌』)

 

 

1945年敗戦の年の日本国において

上皇様は当時11歳であったが、今後、日本国民が

米国統治において、日本国民が虐げられるであろう

対日工作を予見していたであろう声明でもありました。

 

私自身も、酒の席においては日本国天皇は国民の安寧と国家の繁栄をはじめ

世界平和を希求しておりますと話せば・・・

 

「天皇??が、祈ったところで、日本の何が変わるんだ!?」と

バカにされます。

 

しかしながら、これは地球上における日本国(天皇)が紡いだ

建国2683年の最古の国家で現存している証左であります。

 

私自身も、日本の独立を志した暁には

導かれるように、皇室の敷地に招待されるなど不思議な事がありました。

 

このことは、世界各国も羨む七不思議な事かもしれません。

そこに日本精神の不思議な力があるからこそ永らく日本が継続できたのでしょうね。