今日、5カ所の震災遺構を訪ねてきました。
どう表現したらいいんだろう。
言葉が見つからない。
心が、重い。
身体が、重い。
なのに、どこか非現実的で、でもそれは紛れもない真実で、その真実の残酷さに息を呑む。言葉を失う。
「嘘だろ」
そう心の中で何度も何度も呟いて。
何か訳の分からない狭間にいて。
ふと、涙が溢れてくる。
「嘘だろ」って。言ってしまうんだ。
そうじゃないって分かってるのに、そう言わずにはいられない惨状なんです。
ある震災遺構に、こんな言葉と優しい温かい柔らかい色使いの絵がありました。
「ここを訪れた人の、心を癒やす為の絵です」
後で必ず書きます。
絶対残さなきゃいけない。
絶対風化させちゃいけない。
だから、観て、記憶して、記録して、心にも目にも刻んで、伝えます。
少し、時間をください。