
17日の松本佳奈さんのライヴの興奮冷めやらぬ中、19日は北参道ストロボカフェにおジャマしてきました。
もうね。
この日をずっとずっと待ち望んでいたワケですよ。実に5ヶ月も!

そのアーティストさんは、たなかゆりさん。
彼女は愛媛県の宇和島出身で、今は大阪で活動をされているアコギ弾きのアーティストさんです。なので、なかなか東京でのライヴというのは少ないんです。
この日は、なんと朝到着の夜行バスで東京に来て、ライヴが終わったらその日の夜行バスで帰るという、まさに「弾丸ツアー」!(ノ゚ο゚)ノ
そうまでして、歌いに来てくれるんだから、こりゃあ行かなきゃファンの名がすたる!
なんせ、彼女との出会いはホントに偶然のようで実は「必然」で、そしてより鮮烈で。色々なコトが噛み合わなかったら、僕は今でも「たなかゆり」という素敵なアーティストに出会えていないのかもしれないなあ・・・
その時のコトを書いていますので、よかったら。
たなかゆり 新宿路上 19時のシンデレラ
その時以来、僕は「たなかゆり」というアーティストの歌と声を、定期的に摂取しないとダメな体に。(;^_^A
いや、ホントにね。(*^.^*)
彼女の声には、好きな人にはホントに堪えられない、中毒性があるんです。

会社を無事定時で上がるコトができて、あまりにも楽しみ過ぎて自然と歩く速度も早くなり、電車の乗り継ぎもスムーズだったおかげで、会場に着いたのは開場時間の30分も前。案の定、誰もまだ来てない。(笑)

ゆりさんは3番目の登場のようですね。
しばらく一人寂しくスマホをいじっていると、友人のMartinさんから連絡が。実はこの日、お仕事の状況によっては来られないかもしれない、と聞いていたのですが、無事調整できてこちらに向っておられるとのコト。
Martinさんとは、やはり昨年9月のストロボカフェの前日に行われた、井荻チャイナスクエアでご一緒させてもらっていて、ゆりさんにとっても心強い参戦だったと思います。


ゆりさん手作りのフライヤーが出迎えてくれました♪
Martinさんも開場には無事間に合われて、2列目に席をとりました。1列目にももちろん座れたんですが、ここの1列目はかなり背もたれが深いソファーで、普通に座ると上を見上げるような形になるので、かえって落ち着かないんですよね。

なので、あえて椅子席の2列目に。
対バンの高中さん、Kurumiさん、上田マユミさんは皆さん初めましてだったんですが、皆さんそれぞれ持っておられる「色」が全く違って、そういう意味ではこの日の「おとのカケラをさがしに」のタイトルにふさわしい個性を聴かせてもらいました。

ただ・・・ね。
まあ、言わなくてもいいコトなのかもしれないけれど、どうにも気になったのでちょっとだけ書かせてもらいますね。
1列目に陣取った男性二人。どなたのライヴを聴きに来たのかはわからないけど、トップバッターの高中さんのステージが始まってから、ず~~~~~っとスマホいじってる。
一生懸命歌っているアーティストさんの、すぐ目の前ですよ。絶対、見えていたと思う。
迷惑さえかけなければ、何をしても自由だけど、明らかに迷惑だし、失礼でしょ?
アーティストさんは、「色々なお客さんがいるから、仕方ないです」って言うけど、そんな風に気を使わせるなんて、客として恥ずかしいコトだと思うんだ。
やっぱりライヴは、最低限のマナーを守って、楽しく聴きたいよね。^ ^
さあ。9月の同じストロボカフェ以来、ツイキャスでは何度も聴いてはいましたが、生のたなかゆりは実に5ヶ月ぶり!

もう、出番が近づくにつれ、ソワソワしてきてしまって、インターバルの間毎に飲み物を取りに言ったり、煙草を吸いに行ったりと落ち着かなかったんですがww、いよいよその時がやってきました!
ステージに立ったゆりさん。生で聴かせていただく機会が少ないので何とも言えませんが、パンツ姿を拝見したのは、初めてだったのでちょいと新鮮。
つい何日か前に切られたショートのヘアスタイルが、よくお似合いでした。(*^.^*)
こんな感じ。

(写真はご本人のツイッターからお借りしました)
では、この日のセットリストです。
1.キセキのカケラ
2.19時のシンデレラ
3.待っている
4.緑の傘
5.おやすみ
3曲目の「待っている」は新しい曲で初めて聴かせていただきましたが、それ以外は、まさにゆりさん王道の選曲でしたね。
この日は、22時20分のバスに乗らないと大阪に帰れなくなる、というコトもあったんでしょう。時間が押してしまわないように、「19時のシンデレラ」や「緑の傘」は少しアレンジをいじって、やや短いバージョンになっていました。
それでも、やはり彼女が歌い始めると、会場の雰囲気がふっと変わるんですよね。なんていったらいいのかなあ・・・
何かゆったりとした時間が流れ始めるというか、気持ちが穏やかになるんです。
日々の仕事や生活の中で、いつのまにか苛立ったり、カリカリしてささくれだってしまった気持ち。そういう色々なモノに、ゆりさんの優しい歌声が静かに沁みていって、少しずつほぐされていく。
あったかい気持ちになる。
そして、気付くといつの間にか、微笑みながらゆりさんの声に耳を澄ましている自分を見つけるんです。

「たなかゆり」の持つ声は、僕にとってなくてはならない「癒し」のパワーなんです。それを改めてこの日、実感しました。(*^.^*)
では、この日のライヴのタイトルでもあった「おとのカケラをさがしに」にぴったりの、オープニングで歌ってくれた優しいバラードを。
是非。^ ^
「キセキのカケラ」 たなかゆり
僕はこの曲が大好きでね~。どこまでも優しいんですよ。歌声にたゆたう気持ちになる。
頭の芯の方がジーンとしてきて、目の前が霞んでゆく。
もう、ゆりさんの声を聴いて涙腺が緩むのは、条件反射みたいなモノかもしれない。(笑)
では、次に。この日はもちろんアコギでの演奏でしたが、この曲をバンドアレンジするとこんなにカッコよくなっちゃうんだよ!っという、冒頭でご紹介したゆりさんとの出会いのきっかけになったこの曲を。
どうぞ!
「19時のシンデレラ」 たなかゆり
「火曜サスペンス劇場のテーマ曲のような曲が作りたかった」とゆりさんが作った曲。バンドアレンジでは堂々たるロックテイストの曲になっていますね。ちなみにこれは昨年8月に大阪で行われたワンマンライヴでの音源です。
冒頭のカウント。「ワン・ツー・スリー」ではなくて、「いち!に!さん!はいっ!」と言うのが、いかにもゆりさんらしい。(笑)
それでは、もう1曲。
ゆりさんの楽曲には、明るい曲調でありながらも、その歌詞をじっくり読んでみるととても切ない、というモノが多いんですが、この曲は王道の切ない切ない片想いの女の子の物語です。
よかったら。
「緑の傘」 たなかゆり
この日のゆりさんのこの曲の歌唱も、ただただ切なかった。

この地声とファルセットの出し入れは、まさしくゆりさんならではのもの。唯一無二です。
待ちに待った楽しい時間は、やはり残念ながらあっと言う間に過ぎ去ってしまいました。
この日トリを務められた上田マユミさんのステージが終わったのが、21時50分。ゆりさんの乗るバスが新宿から出発するのが22時20分。
最寄駅は代々木ですから、新宿までは近いですが、それでも22時には出ないと危ないです。
物販ではそれが気になって殆ど話すコトができませんでしたが、ゆりさんはこの日予約してくれた全てのお客さんに、なんとメッセージカードを用意していてくれました!(*^.^*)
え~、ゴホン。
この度わたくし。
なんと、「たなかゆり推し東京支部長」を拝命いたしましたっ!


かくなる上は、わたくしyukki、粉骨砕身「たなかゆり推し」を貫いて参る所存!( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!!
このブログを読んでくださった皆様!
どうぞ「たなかゆり」をよろしくお願いいたします!m(_ _)m
ちなみにゆりさん、無事バスに間に合って、大阪へと帰って行かれました。
今度は、いつ生「たなかゆり」が聴けるのかなあ・・・
でも、この日たっぷり「ゆり節」を摂取できたので、これでしばらくは大丈夫そうです。(笑)
では、最後に1曲。
この日最後に歌ってくれたこの曲。
会場では、人知れずうるうるされていた方がおられました。鼻をすする音もしていました。それだけこの曲の歌詞は、心に優しく刺さります。
♪明日も君が必要だから 今夜はゆっくりおやすみ♪
「おやすみ」 たなかゆり
たとえば あなたにとって
今日一日がつらかったのなら
顔を洗って 鏡の前
「お疲れ様」っていってあげよう
いつも頑張ってる その素顔
たくさん褒めて明日からの
些細なちからにして
今夜はゆっくりおやすみ
たとえば あなたにとって
今日一日が素敵だったのなら
大切な人と分かち合おう
もっと輝く日になるよ
伝える言葉や空気 ほころぶ顔
幸せ増えてゆく
そのぬくもり胸に抱いて
今夜はゆっくりおやすみ
たとえば あなたにとって
苦しくてつらい夜や
やがてやってくる朝に 涙止まらなくても
我慢しなくていいんだよ
深呼吸して 瞳を閉じて
浮かんでくる 声や顔に
きっと穏やかな気持ちになれるから
心休めて おやすみ
明日も君が必要だから
今夜はゆっくりおやすみ
ゆりさんは大阪で精力的にライヴ活動をされています。
大阪在住の皆さん。
どうかご贔屓に。^ ^