今日は麻衣子さんの3回目のファンクラブ限定ライヴ~ツアーでやらんかった歌しかやりませぬ~を聴きに、渋谷duoに行ってきました。
麻衣子さんは、最近ではあまりやりませんが、以前はツアー終了後「裏ワンマン」と称して、ツアーで歌わなかった曲だけを歌うライヴをよく行われていたんですよね。
僕は2011年の渋谷ccレモンホール(現渋谷公会堂)の1週間後に行われたモノしか参戦できていないんですが、今回のFC限定ライヴでは、その趣旨が復活した形で行われました。
まあ、FC限定ですから、かなりコアなファンが殆どでしょうから、そういう意味ではかなりレアで、マニアックな選曲になるであろうコトは想像に難くありませんね。
・・・な~んて、たかが麻衣子歴4年の僕が言えるコトではありませんが。(;^_^A
セットリストは、28日の大阪が終るまでは、麻衣子さんから固く口止めされていますのでww、ここには書けませんが、事実、今回のセットリストは、インディーズ時代初期のモノも多くて、オールドファンには堪らない、懐かしい嬉しいモノだったのではないかと思います。
特に、「ある曲」では、その曲の誕生秘話(麻衣子さんご自身は全くナイショにしている気持ちはなかったそうですが、あえて語る場がなかったそうで)を聞かせてくださって、これがまたとても興味深かった。
巷で話されている「逸話」では全くなくて、・・・おっと。これ以上は話せませんが、ネットや噂話というのは、物語が一人歩きして全く違うもう一つの「事実」を作ってしまうのだなあ・・・っと考えさせられたりもして。
ともあれ、今まであまり語られなかったインディーズデビュー前の麻衣子さんの、貴重な体験や当時の状況の一部が垣間見れて、僕としてはとても嬉しかったし、その心の中の葛藤だとか希望・挫折・・・
そういう諸々の苦しい環境を経て、飲み込んで、越えて、今の「藤田麻衣子」があるのだなあ、と。
今日、あっ、もう昨日になっちゃいましたが、麻衣子さんがライヴの中のMCで、ことある毎に繰り返し言っていた言葉があります。
これは、普段のライヴでもそうなんだけど。
「感謝」
支えてくれるスタッフ。聴いてくれるファン。
そういった人達がいてくれるから、自分は今ここで歌うことができる。
それは、きっと当たり前の「感謝」なんだろうけれど、麻衣子さんは、それがツアーであろうと、フリーライヴであろうと、必ず口にして、そして「拍手」を求める。
楽しい時間を与えてくれた皆さん自身へ、と。
支えてくれるスタッフに対しては、この日一番大きな温かい拍手を、と。
そして、最後に「藤田麻衣子でした」、と控えめに。
やはり、思う。
僕は「藤田麻衣子」が歌い続けてくれる限り、ずっと彼女を応援する。
聴き続ける。
そう。4年前。
47都道府県フリーライヴ。神奈川・アリオ橋本で初めて聴いた麻衣子さんのライヴ。
1曲目のこの曲の、この声を聴いた瞬間から、僕の想いは変わらない。
「今でもあなたが」 藤田麻衣子
4年経った今でも、あの時の麻衣子さんの声が、アリオの天井に向ってつんざいて行ったのを、忘れられない。
「私はこの声とピアノがあれば、どこででも勝負できる」
やっぱり「藤田麻衣子」というアーティストの本領は、弾き語りにあると思う。
そう改めて思わせてくれた、僕にとっては大満足な、至福のライヴでした。^ ^
・・・あっ、ちなみに今日の選曲は、今日のセットリストとは関係ありま・・・せんよ~。(謎笑)