THEME OF FATHER'S SON | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

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ご閲覧いただき、ありがとうございます!YUIちゃんと植村花菜さんを応援していきたいと思い始めたブログですが、今では洋・邦問わず好きな音楽を書いています。只今絶賛ライヴにはまり中ww「広く、浅く」がモットーです!どうぞお気軽に。           




明日、明後日と東京を離れます。

えっ?何処に行くんだって?

・・・ナイショ。( ´艸`)


・・・って、じゃあなんでブログに書くんだよっ!?ってハナシですよね?(笑)


今年で、母が亡くなって33年経ちます。

世に言う33回忌には、正確には1年遅いんですけどね。

去年の33回忌は、親父が勝手に一人で供養してしまったので、内心、僕や母の妹である気仙沼に住む叔母はちょいと憤っていました。


親父が、30年ぶりに母の供養に身延山に行きたいと。

その時は僕は添乗員をしていて。一緒に行けなかったんです。

なので親父は、父方の叔父達と3人で行って、供養をしてもらったそうです。


「今年はお前と行きたい」

そう言われたのは4月でした。「ゴールデンウイークはお前も休みが取れるだろう?一緒に行かないか?」

僕の仕事は、皆さんが普段まとまった長い休みが取れる時ほど、逆にまとまった休みは取れません。親父もそこはわかってくれていますが、どうもGWは違うだろうと思ったらしく。誘ってくれたんですが、実際難しかった。

ウチの親父は、僕に輪をかけて短気でね。(笑)

「それなら、一人で行くからいい!」っといきなり喧嘩モード。(;^_^A

さすがに身延山に一人で行かせるのはちょいと・・・もう、齢80を迎えた親父です。まあ、まだまだ充分元気ではあるんですが・・・

それに、僕もやっぱり30年前に供養に行けなかったという後悔もあります。

もう一つ。去年のコトで、叔母の忸怩たる想いも聞いています。

「GWは無理だけど、6月頃ならどうかな?前に行けてないし、添乗員時代にも身延山は行ったコトがないから、一緒に行こうよ」


親父の家系は総じて極めて「瞬間湯沸かし器」なんですがww、折衷案とかには弱いんです。(笑)

「ここは無理なんだけど、ここなら大丈夫だからどうかな?」

こういう言葉に滅法弱い。(僕も含めてww)


本当は先週の14・15日で行く筈だったんですが、身延山で行事があるらしく宿が取れなくて、1週間ずらして、21・22日で無事行くことになりました。

まあ・・・僕は先週ぶっ倒れていたのでww、むしろそれも僥倖だったんですけどね。あせる


っというワケで、明日から2日間東京を離れるコトになりました。

今日電話で親父と待ち合わせ場所を確認している時、「明日は曇りみたいだけど、明後日はどうも雨も降るみたいだね」っと言うと、親父。

「明後日天気が悪いなら、明日向こうに着くのが13時くらいだから、昼飯食って1杯呑んで、身延山のロープウエイに乗るのは明日にしよう!明後日雨じゃ登るの大変だからな」


・・・おい、父よ。

観光かっ!(爆)


親父は、あなたが生きている時は、とんでもないヤツだった。

「後悔」という言葉の意味を最も身近に感じて、極めて不器用で、周りのコトなんか全く考えない位の傍若無人ぶりを発揮してww。

母方の親戚からブーイングを受ける位の勝手な、自分本位の供養の仕方を続けてきて。

それでも。あなたを何故大切にしなかったのかを、今でも一番悔いている男です。


あなたが旅立って行って、2年くらい経った時。

突然呑みに誘われて、散々呑んだコトがあった。

店をはしごして、ビールから日本酒、焼酎、最後はウイスキー。「だるま」だったなあ。

もう、ブランブランに酔っ払って。しかも次の日は学校で試験。(笑)


帰り道で親父は「俺を殴れ」って言った。

「殴る理由がない」と言うと、親父は問答無用で殴ってきた。

その理不尽に沸騰して思いっきりぶん殴り返した。

親父が吹っ飛んだ。


その時。親父は泣いたんだ。

「ごめん」って言いながら。


利き手の左拳は、親父の歯で切れて思いっきり出血した。あんなに酔っ払っていたけど、メチャメチャ痛かったっけ。だから。

俺は逆に笑った。


「らしくねえよ」

親父は・・・

「そうだな」って言って、そして。

二人で泣きながら大笑いしたっけ。


それ以来。けんかは常に絶えない親子関係。

素敵だ。むかっ(笑)


あなたは、愛されていたのが、分かっていたんだね。

どんなにイヤな想いをしても。

あなたに、高校生の僕は、何回も別れた方がいいよって言ったっけ。

僕の言うコトに、笑顔で「ありがとう」と言って、でも、一度も「うん」って言わなかった。

今なら・・・なんとなく分かる。

俺なら、絶対御免蒙るけどね!(笑)


明日の珍道中は、果たしてどうなるんだろう?

まあ・・・さすがにどんな展開になっても、五十路のオヤジが八十路のジイチャンを殴ったらシャレにならないからww。

しゃーねえなあ。

ロープウエイに一緒に乗ろうか。(*^.^*)

お互い、落ちないようにだけ、気をつけよう。(笑)



今でもちょいと・・・この曲を素直に聴くだけの覚悟はできていないんだけど。


まあ・・・しゃーないか。


やっぱ今日は、この曲かな。


「THEME OF FATHER'S SON」 浜田省吾




おやすみなさい。^ ^