長崎の鐘 | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

ご閲覧いただき、ありがとうございます!YUIちゃんと植村花菜さんを応援していきたいと思い始めたブログですが、今では洋・邦問わず好きな音楽を書いています。只今絶賛ライヴにはまり中ww「広く、浅く」がモットーです!どうぞお気軽に。           

こんばんわ。




ペタもお返しせずに、記事を書いちゃってごめんなさい。m(_ _ )m



今日は終戦記念日でしたね。

8月は、やはりどうしても悲しい出来事が多く思い浮かんでしまいます。


何万人もの人の命を無差別に奪った、広島と長崎に投下された原子爆弾。

御巣鷹山に墜落した日航機。

そして・・・多くの尊い命を犠牲にした上での、終戦。


終戦はやはり・・・遅きに失しました。

国民に一切の真実を隠したまま、絶望的な状況下にあっても、最後は国民全員玉砕も止むなしとして戦争を続けようとした人達。

もうこれ以上、尊い命を散らせる事は絶対に避けなければいけないと、無益な戦いに終止符を打つべく奔走した人達。


最後は昭和天皇が英断を下し、ポツダム宣言は受諾されました。無条件降伏。


もう少し。

あともう少し、その決断が早ければ。

沖縄の集団自決などという、極めて不条理な悲劇は起こらなかったかもしれない。

度重なる本土爆撃によって失われた命も。

遠く遥かな島で、「お国の為」と玉砕した命も。

「原子爆弾」という名の、史上最悪の卑劣な武器を使用される事もなかったかもしれない。


今でも、なお。

「戦争を終わらせる為に、あの原爆投下はやむを得なかった」

それは、戦勝国だからこそ言える、「御伽噺」だ。


そしてなお、思う。あの時の日本の中枢にいた、徹底抗戦を訴えた人間達の「狂気」もまた、世紀の大罪だ。

半世紀以上も他国に「やむを得なかった」と言わせるほどの常軌を逸した「悪あがき」。あの時既に日本が矢尽き力果てていたのは、誰の目にも明らかだったのだから。


あの史上最悪の武器は、「日本」が落とさせたのかもしれない。「神風」を信じ、「神国」である事をひたすら標榜した、あの頃の「日本」。



もう一度。僕は考えたいと思う。

隣国との有事に備えて憲法を改正する。

その事に意味はあるのかと。

それは本当に、正しい事なのかを。



この曲は、藤山一郎さんの歌唱で有名ですが、僕はもう30年近く前、添乗員として訪れた時に聴いたバスガイドさんの歌が、今でも忘れられません。

もちろんその歌は音源としてご紹介できません。

なので、あえて合唱でのこの曲を選ばせてもらいました。





「長崎の鐘」


こよなく晴れた 青空を
悲しと思う せつなさよ
うねりの波の 人の世に
はかなく生きる 野の花よ

なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の 鐘が鳴る


召されて妻は 天国へ
別れてひとり 旅立ちぬ
かたみに残る ロザリオの
鎖に白き わが涙

なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の 鐘が鳴る


こころの罪を うちあけて
更けゆく夜の 月すみぬ
貧しき家の 柱にも
気高く白き マリア様

なぐさめ はげまし 長崎の
あゝ 長崎の 鐘が鳴る




いつまでも。

「領土問題は存在しない」

などと、言っている場合じゃない。



日本は。


唯一「戦争を放棄」した、素晴らしい国なのだから。


それを、信じたい。


二度と。


もう無益な殺し合いなど。


日本は絶対しちゃいけないんだ。


だって僕らは、その「無益な戦い」に巻き込まれ、尊い命を失った方々のおかげで。


巻き込んでしまった全ての国の、奪ってしまったその尊い命のおかげで。


今、ここに生かされているのだから。


生きているだけで、それはかけがえのない尊いものなのだから。






黙祷。







青臭いとはわかっているつもりです。

でも、こんな書き方しかできません。

どうか、お許しを。m(_ _ )m