今日は会社にお休みを貰って、半年に1度の精密検査を受けに築地の病院に行ってきました。結構雨が強かったですね~。駅まで歩く間にGパンがビショビショ・・・湿度も高かったのでなんとも気持ち悪い。

それにしても・・・今日は「厄日」かと思うような日でした。

駅に着いてホームに上がると、さっそく駅員さんのアナウンスが聞こえてきました。
「つい先ほど上北沢駅で起きた人身事故の為、現在京王線は運休や大幅な遅れが出ています」
おいおい~、またかよ~・・・

実は、先週も二日続けて人身事故があったばっかりなんです。もちろんしっかりどちらにも見事に嵌りましてね。それで、今日です。

雨が降っていましたから、時間に余裕を持って出ましたが、遅れてきた電車の中でまたしてもアナウンス。
「この電車は急行でしたが、調布~新宿間に多くの車両が走っており、約1時間以上掛かっているとの事です。したがいまして、この電車はこれから先各駅停車となります。お急ぎのお客様は次の京王稲田堤で下車していただき、南武線から小田急などのへの振替輸送をご利用ください」
な、なんですと!?

「おいおい、ふざけんなよ~!週に3回も人身事故起こす路線なんて、聞いたコトねえぞ!」っと心の中で悪態をつきながらもww、このまま乗っていても検査に遅れる可能性大です。やむを得ず溝の口経由で築地に向うコトに。結局予定時間よりも20分ほど遅れはしましたが、なんとか検査には間に合いました。
雨の平日ですから、比較的空いているんじゃないかと淡い期待を抱いていましたが、そんなに甘くはないですね。やっぱり混んでました。(;^_^A
今回、また主治医が変わったんです。前の二人目の先生はよかったんですよ。執刀医の一人目は3年お付き合いしましたが、あまり・・・な方でね~。

手術後、起きていると頭痛が酷くなるコトがあって、たまたま回診の時に横になっていたら、「yukkiさん!あなたがそんな風に具合悪そうに寝ていると、僕が悪いみたいじゃない!」なんて、こっちの気も知らずズケズケ言うような人だったんですけどww。後で僕の様子を見た看護師さんが、「yukkiさんの症状はおそらく脊髄麻酔した時に髄液が少し漏れてしまったんだと思います。少ししたら良くなると思いますよ」と教えてくださって。どっちが医者だかわからん。(笑)
また、その人の時は検査結果は2週間後にまた聞きにこなければいけなかったんです。仕事してますからね。そんなに都合よく休むのは大変なんですよね~。
ところが二人目の先生は「また検査結果だけ聞きにくるのも大変でしょう?前の先生は全国で講義や会議があったみたいだからそうしていたのかな?僕は検査当日に結果をお教えできますよ。ただ、やはり診断に少し時間がかかりますので、1時間ないし2時間お待ちいただくようになりますが」
それこそ、大歓迎です!後日わざわざ結果を聞きにくるのもそうですが、その間結果についてあれこれ考えちゃいますから、心臓に悪いんですよ。この先生は話も簡潔でムダ話はしなかったし、結果を伝えるのにヘンな間をおいたりもせず、淡々と伝えてくれますし、何よりも「1時間~2時間」の待ち時間は、過去2回とも30分程度で済んでいました。
いい先生に出会えたなあ、っと喜んでいたんですがね・・・
待合室に入って、僕の呼ばれる13番診察室のすぐ近くに座って、本を読みながら順番を待ちます。するとね。なんかやたらと甲高い声がどこからか聞こえてきます。テンションが高いというか、耳障りというか・・・そう、例えるなら柳沢慎吾さんみたいな声。(あ。ゴメンナサイww)
どうやら診察室のどこからしいんですが、ドアが閉っていますから何処なのかがハッキリしないんです。でも・・・なんかイヤ~な予感がしたんですよね・・・
やがて、そのやけに甲高い声が大きく待合室に響きます。座って待っていた方々も「なんだ?」っという反応でざわざわ。およそこういう重篤な症状の方もおられるような病院で、響かせちゃいけないような脳天気な声なんです。明らかに場違い。
おそるおそる13番のドアを見てみると・・・
開いてる。( ゚ ▽ ゚ ;)
それからも、患者さんが呼ばれて入っていくと、「はいはいー!お久しぶりです!」「はいはいー!はじめまして!」「お元気でしたかー!?」・・・
一見、元気が良くていいと思うでしょ?さっきも言いましたけど、重篤な患者さんも多いし、具合の悪い方、将来に不安を抱えている方が数多くおられる病院です。苦笑している方もおられましたが、明らかに不満げな表情を浮かべておられる方が多くて・・・
僕も正直不快でしたから、顔に出ていたかもしれませんね。隣の年配の方が「キミも13番?」と聞いてきて。「はい」と答えるとその方。「私もだ。一言言ってやらないといかんな」とかなりご立腹なご様子。

やがて、その方が先に呼ばれて、入って行く時はあの耳障りな大声が響いたんですが、その方が出てこられた時には声は聞こえず。その方、僕に耳打ちして「うるさい。場違いだと言ってやった」とニヤリ。
「グッジョブ!」っと言いたいところですが、こらえて笑顔で会釈しました。^ ^
さて、僕の名前が呼ばれました。明らかに声のトーンが下がっています。言われる前に気付けよという感じでしたが、この後、僕もちょいとキレるコトになります。

医「手術してから4年4ヶ月ですか。今のところ順調ですね。CTも異常ないですし、マーカーも異常なしです」
y「ありがとうございます」
医「前の担当医が検査当日に結果をお知らせしていたようですが、これからはまた執刀医の方と同じように、結果は別の日にお出でいただく形になります」
は?なんで?(?_?)
医「不完全な形で診断結果をお伝えするのを防ぐ為です。一人の医師の判断よりも診断医を含めた形で検討してきちんとお伝えした方が患者さんの為にもなります」
は?何言ってんの?
y「会社を1日であったとしても2週連続で休むのは大変なんですよ?」
医「それならどうします?1ヶ月後とかにしますか?」
y「1ヶ月も検査結果を待てとおっしゃるんですか?待つ患者の身になってみてください!」
医「それならやはり従っていただくしか・・・これは科全体の意向なんです」
カチーン・・・

そうか。そうくるか。それならこっちも手加減しねえよ?( ̄へ  ̄ 凸
y「それなら伺いますが、今までの先生の診断結果はいい加減だったってコトですか?」
医「・・・そうは言ってませんよ。お互い揚げ足を取り合うのは建設的ではないでしょう?」
・・・あ゛?

y「じゃあ、今日は何故診断結果が出たんですか?」
医「それは・・・先ほど私が電話で診断医に問い合わせてありますから、今回は大丈夫です」
y「おかしいですね?それならこれから先も同じ診断ができるんじゃないんですか?電話で問い合わせる程度で「大丈夫」だと言い切れるんですよね?」
医「・・・ですからこれは、科の先生方の総意なんです」
y「なるほど。あなたはさっきそれが患者の為だと言いましたよね?わざわざ別の日に来させて、診断結果だけを聞かせる為に。交通費もかかる。具合の悪い人も仕事で都合の悪い人もいる。それが患者の為と言えますか?」
医「・・・」
y「できるコトをやりたくないと言っているようにしか僕には思えないんですが?面倒なんですか?それともその方が診療報酬に繋がるとか?」
医「・・・」
y「まあ、先生に言っても変わるコトはないんでしょう?いいですよそれで。予約を入れてください」
医「色々ご納得いただけない部分もおありでしょうけれど、結果的にはそれが患者さんの為になるんです」
y「電話でただ問い合わせただけで大丈夫と言い切れるような診断結果が、1週間経ってもっと良くなるとは思えませんけど?それでもあなたはそれが患者の為と言い切れますか?」

医「・・・」
y「もう少しマシな言い訳を考えておいてください。患者の全てが先生の言いなりにはなりませんよ?そして、文句を言えない殆どの患者は、先生に頼るしかないんです」
医「・・・お大事に」
あんたに言われたくない。( ̄∩ ̄#
築地のがんセンター中央病院と言ったら、この病気ではエキスパート中のエキスパートです。確かに僕もそれで助けていただきました。その事には本当に感謝しています。
でも。こういう患者の事情を無視するような一方的なルール変更には、きちんとした説明がなされるべきです。僕程度に言い負かされてしまうようなコトなら、正直社会じゃ通用しません。
医者の、有名な病院の世界にも、やはりピンキリはあるみたいですね。
患者は確かに医者の指示に従わなくてはいけないかもしれない。でも、何でもかんでも意のままになると思ったら大間違いです。患者には医者を選ぶ権利もあるのだから。だからこそ、セカンドオピニオンというモノがあるのだから。
患者は、精一杯生きたいと思っているんです。だからこそ、嫌いな病院にも行く。辛い検査だって受けるし、飲みたくもない薬だって飲む。医者の指示にも一生懸命耳を傾ける。
だからと言って、医者が全権を持った神なワケじゃないんです。痛みを感じて欲しい。辛さを感じて欲しい。その上で言われた言葉だとわかったら、ちゃんと聞きますよ。だって、生きたいんだから。
まあ・・・ちょっとハイテンションな声にイラッときていたのもあって、言い過ぎちゃったかもしれませんね。(;^_^A
・・・次になんか仕返しされないだろうな・・・((((((ノ゚⊿゚)ノ
帰りにね。またしても京王線が安全確認の為に一時運転を見合わせてるらしく・・・また遠回りをして帰ってきました。どうした、京王線!?

さてさて。色んなコトがあった日です。
こういう日には、なんかこう・・・安らげるというか、ホッとするような曲が聴きたい!
というコトで。
こんな曲はいかがでしょ?
どうぞ!

山下久美子さんの「雨の日は家にいて」です。1981年に5枚目のシングルとしてリリースされました。翌年、6枚目のシングル「赤道小町ドキッ!」が大ヒットしてスターダムにのし上がったヤマクミさんですが、そのちょいと前。全国各地の大学祭で歌いまくり、「総立ちの久美子」という異名をとった、まさにその当時の曲です。
ちなみにヤマクミさんの曲の中では、「バスルームから愛をこめて」「いっぱいキスしよう」と並んで、僕の大好きな曲です。^ ^
この冒頭の♪ティピティピタプタプ~♪がとにかく、好き!

詞は康珍化先生が書かれていますね。普通、「ピチピチチャプチャプ」なんですよね?それをあえてこういう言葉にしたところが、当時なんかちょいと大人な感じがしてね~。( ´艸`)
メロディもアレンジも含めて、なんかあの名曲、B.J.トーマスの「雨に濡れても」に雰囲気が似ていて。道路を弾く雨粒もどこかリズミカルで楽しげな情景が浮かぶというか・・・
モノクロなんですけど、ドット柄(何で?ww)の傘を広げたヤマクミさんが、傘をクルクル回しながら、楽しそうに雨降る街角を歩いているような映像が浮かぶんです。(*^.^*)
この時期の雨、というと・・・もう1曲どうしても浮かぶ曲があるんですけど。
昨年、記事に書いちゃっているんですよね。

っと思って過去記事確認してみたら、なんと6月19日に書いてました!

やっぱり、この時期の印象が強いんだなあ。何故なんだろ?
今年のひな祭りの日に星になった薫さん。
こうして折に触れて聴かせてもらってますよ。^ ^
須藤薫 「RAINY DAY HELLO」
地域によってはもの凄い雨が降っているようですね。
どうか皆さん、くれぐれもお気をつけくださいね。
でわでわ。

