僕のかけらⅥ | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

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ご閲覧いただき、ありがとうございます!YUIちゃんと植村花菜さんを応援していきたいと思い始めたブログですが、今では洋・邦問わず好きな音楽を書いています。只今絶賛ライヴにはまり中ww「広く、浅く」がモットーです!どうぞお気軽に。           

こんばんわ!



まずは昨日はゴメンナサイ。かろうじて皆さんの記事は拝見できたんですが、ピグの方は伺う前に撃沈しました。ついついガッツリ呑んじゃいましてね~。(笑)

今日、実は健康診断だったんですよね~。ホントは呑んじゃいけなかったんだけど、呑まずにはいられなくなっちゃって。ちょいと事情がありましてね。それは・・・あせる


その前に、ピグ部屋にいただいた差し入れをご紹介させてください。

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カツ丼ですね~!うめきちさん、ありがとうございます!ニコニコ



健康診断の前日で、呑んじゃいけないお酒を呑んでしまった理由。それはですね・・・

昨日、CSでジャイアンツがドラゴンズを破って、日本シリーズ進出を決めたからなんです。

今まであまり記事に書いたコトはないんですが・・・

この愚ブログを見てくださる方も、結構アンチな方が多かったりして。書きにくかったり。(;^_^A

でも、今日だけは許してください。m(_ _ )m


今から39年前。11歳の時でした。初めて後楽園球場に野球を観に行った時。カクテルライトが眩しくてね~。野球場って、こんなに目映くて、ただただ圧倒的に広くて。テレビで見ているだけじゃ全然分からないコトがたくさんあって。

「テレビで見ていたホームランって、こんなところまで飛ぶの?」目

信じられない思いがいっぱいで。だって、打席にいる選手なんて米粒くらいにしか見えなかった。あせる

物珍しくてあちこちキョロキョロ見ていたのを覚えています。そんな僕の心に鮮明な記憶を刻んでくれたのが、「ミスター・ジャイアンツ」長嶋茂雄その人でした。

そろそろその力にも衰えが見えてきた頃です。引退の1年前でした。

その長嶋さんが、1回にホームランを打ってくれたんです。僕らがいるレフトスタンドのポールギリギリに。ライナーだったんですよね。その打球がグングン伸びて。それでも子供の僕は「こんな遠くに飛んでくるワケない!」って思ってました。

なんて言ったらいいんだろう。子供ながらのその遠近感は、今なら「入る!」ってわかるだろうけど、その時はこんな遠くまでボールが飛んでくるなんて、信じられなかった。

それが、届いちゃったんです。

衝撃でした。友達と一緒に口をあんぐり開けて。回りの人たちは大騒ぎです。でも、僕らはなにかとんでもないモノを見てしまったような思いで、ただただ固まっていました。


それ以来。ジャイアンツファンです。

正直。「くだらない球団に成り下がっちまったなあ」っと思ったコトは数えきれません。他球団から片っ端からいい選手を金で取って来て。生え抜きの素晴らしい選手を飼い殺しにして。むかっ

何度も何度も絶望しました。ダウン

正直、ここ十数年のジャイアンツは、ホントにつまらない。見ていて心が躍らない。確かにホームランは心躍りますよ。でもね。空中戦だけが得意の野球なんて、すぐ飽きる。


今年もまた、杉内・ホールトン・村田を迎え入れて。正直、「またかよ!」って。思いました。シーズン前半、最下位に沈んだ時は、「ほら見たコトか!」って思いました。生え抜きの選手も育てられないのに、違う球団で育った選手に助けられるのなら、それって「巨人」じゃないじゃん!パンチ!

でもね。原監督って、どこか違うんだよなあ。「史上最弱の4番打者」っていう不名誉なレッテルを貼られて。実際僕も当時そう思ってました。

あ。原さんファンの方がもしおられたら、ゴメンナサイ。m(_ _ )m

でも、その苦労が今、実ってるんだね。

監督としては、贔屓目無しで一級の手腕を持っていると思います。控えの選手の使い方がとにかくうまい。彼らもそれをわかっていて、きっちり結果を出す。それが今の巨人です。


中日とのセ・最終決戦。

あれだけ打てない村田を、辛抱に辛抱を重ねて使い続ける。その村田が、最終戦で3安打。しかも貴重な4点目のホームラン。

ダイエーから移籍したホールトンも、本調子じゃない。それでも中3日で先発させて5回を無失点。


そして、主軸が打てなくても、やはり控えがいい仕事をするんだよなあ。

21日のゲームでは、いい意味でも悪い意味でも古城の活躍とww、西武をクビになって、トライアウトで入団した石井がサヨナラヒット。今期の代打の打率が4割を超えているんです。「拾ってくれたチームに恩返しがしたい」意気に感じる言葉です。

そして最終戦は、寺内が先制の2点タイムリー。松本も何気なく出塁してかき回していたり。主軸が打てない時は下位打線でチャンスメークできる。

今年のジャイアンツは、まさに「全員野球」でした。

ホントに久しぶりに、面白いジャイアンツが見られて。ニコニコ


無傷で勝ち上がった強い日本ハムと、傷だらけで這い上がったジャイアンツ。

相手に不足はありません。

今年のジャイアンツにこそ、日本一になって欲しい。ここ十数年忘れていた想いが、今胸の中で甦ってきています。

これでナベツ○がいなくなったら、いうコトないんだけどなあ。(笑)




さあ、今宵も「かけら」をお送りします。

今日は邦楽。どの曲も僕の中では欠かす事のできない、大切な曲ばっかりです。

よかったら。


「シェリー」 尾崎豊



「想い出にかわるまで」 スターダスト・レビュー




「青い瞳のステラ、1962年夏」 柳ジョージとレイニーウッド



「スローバラード」 RCサクセション





最後に。一切何も言わず曲だけ聴いて欲しいと思って始めた「かけら」なんですが、この曲だけは。

僕のそれまで持っていたちっぽけな価値観や、その他色んなモノをひっくるめて、全てを根底からぶっ壊された曲。

28歳。カミさんのお腹の中に初めての子供が宿っていた時です。喜びと期待と不安とがない交ぜになっていた時。この曲と出会いました。


「帰郷~Passing Bell~」 小山卓治




夕刊の片隅 懐かしいあいつの顔写真
その晩電話のベルがいつもより静かに鳴った
俺達はバッグに黒いスーツをつめ込み
それぞれの街からあいつの眠る街へ急ぐ
ディランを口ずさみながら
むし暑い夜を抱いて
苦い握手と笑顔
昔とおんなじジョーク

テーブルの周りで俺達は
思い思いの形のグラスに
1本のシャンペンを注いだのさ

この街には敵とそして犠牲者しかいない
ここから最後まで逃げだせなかった男
13階のオフィス 仕事が終わったその足で
廊下のダストシュートに頭から飛びこんだらしい
あいつはいつも言ってた
俺はクズみたいな男さ
弱音さえ吐けなかった
負け犬に乾杯

テーブルの周りで俺達は
思い思いの形のグラスに
1本のシャンペンを注いだのさ

この街を最初に飛びだしたのは私だった
ヒットチャートを昇って輝く笑顔を手に入れた
シルクハットに恋してみんなが肩をすくめた時
私を照らすのはまあるいスポットライトだけ
あの曲憶えてるでしょ?
イントロはピアノとバイオリン
さあ歌うわ私
拍手をちょうだい

テーブルの周りで俺達は
思い思いの形のグラスに
1本のシャンペンを注いだのさ


昔からみんなに優しい男と呼ばれてた
疑うことも知らずにあの子と一緒になったんだ
この春に生まれた子供にあいつの名をつけた
ありふれた暮らしのどこが悪いんだい
こんな目に会うくらいなら
死に急いだやつが利口だ
息子の魂のために
グラスを上げてくれ

テーブルの周りで俺達は
思い思いの形のグラスに
1本のシャンペンを注いだのさ

身の上話など俺には関係ないことだ
流れ者にだって楽しむ権利はあるさ
みっつ目の名前で新しい仕事を始めた
今ではあの街の顔役に収まった
しこたま儲けた金で
みんなに酒を奢れる
だけど今夜初めて
泣けてくるのはなぜだ

テーブルの周りで俺達は
思い思いの形のグラスに
1本のシャンペンを注いだのさ

時計はいつまでも遅すぎる夜を指している
若さなんて棒に振るもの 俺達の口癖だった
雨の夜のために残しておいた哀しみを
テーブルに並べて俺達は静かに笑う
ラジオは調子っぱずれ
ふるさとの歌を歌ってる
外はどしゃぶりの雨だ
さあもう1杯やろう

テーブルの周りで俺達は
思い思いの形のグラスに
1本のシャンペンを注いだのさ


卓治さんのコトは以前から知っていました。「フィルムガール」という曲をラジオでふいに聴いて、一瞬でとりこになった。ただ、アルバムを3枚ほど聴いてから、一時離れていた時期があって。

この曲は、僕の大切な友人が結婚するコトになった時、そいつが「披露パーティでバンドをやりたいから、お前ドラム叩け」っと言って渡してきた、その選曲の中に入っていたんです。しかもこの曲をオープニングで演るという。

「おいおい、このテーマを、しかも結婚披露パーティでか?」そう言いました。するとヤツはこう言ったんです。


「新しい道の始まりだ。さよならから始めたいんだ」


正確には違う言い方だったかもしれませんが、こんなニュアンスのコトだったと思います。


今でも時々思い出したようにメールをくれるんですが、いつも「詩人」みたいな文章を送ってくる。(笑)


あまり会えないけど、僕にとってはかけがえのない友人です。^ ^



雨ですね~。秋の雨はどこか寂しいです。


今宵はこんなところで。


でわでわ。パー


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