Child In Time | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

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ご閲覧いただき、ありがとうございます!YUIちゃんと植村花菜さんを応援していきたいと思い始めたブログですが、今では洋・邦問わず好きな音楽を書いています。只今絶賛ライヴにはまり中ww「広く、浅く」がモットーです!どうぞお気軽に。           

こんばんわ。



今日は違う記事を用意していたんですが、差し替えさせていただきます。

昨日、悲報が届きました。

あのブリティッシュ・ハードロックの雄、ディープ・パープルの不動のキーボード奏者、ジョン・ロードが亡くなられたそうです。享年71才でした。

1968年のバンド結成以来、本当にメンバーチェンジを激しく繰り返すバンドでしたが、ドラムスのイアン・ペイスとジョン・ロードだけは、1976年の解散まで変わるコトなく、ディープ・パープルの「根幹」を支え続けました。1984年の再結成時にも、この二人はもちろん参加し、以降ジョンが体調を理由に(一部には他メンバーとの確執があった、とも伝えられていますね)初めてバンドを去るまで、ジョンはディープ・パープルを支え続けました。この時、唯一のオリジナルメンバーとなったイアン・ペイスの胸に去来したのは、どんな感情だったのでしょうね。


僕が最初に彼らを聴き始めたのは、おそらく中学1年の頃だと記憶しています。1975年くらいですね。もう一方の雄、レッド・ツェッペリンも同時期に聴き始めています。友人がハードロック好きで。その頃僕はBeatles一辺倒だったんですが、その友人のおかげで随分ロックを聴きました。いや、聴かされました。(笑)

パープル・ツェッペリンをはじめ、C.C.R・KISS・バッド・カンパニー・フリーetc・・・バックマン・ターナー・オーバードライブなんかもありましたね。^ ^

それでもやはり、アルバムを買ってまで聴こうと思ったのは、当時はパープルとツェッペリンだけでした。大分後になってから、その他のバンドもレコード買いましたけどね。結局。(笑)

特に好きだったのは、パープルでした。僕はツェッペリンのアルバムは「Ⅳ」と「Ⅱ」それに「永遠の詩」だけしか持っていません。いまだに。

ところがパープルは、「Ⅲ」「イン・ロック」「ファイア・ボール」「マシンヘッド」「紫の肖像」「紫の炎」「嵐の使者」「24カラット」「ライヴインジャパン」「ラストコンサートインジャパン」・・・その他ブートレッグを数枚。

なんせ、あの最悪の「ラストコンサート~」まで持ってますから。トミー・ボーリン(もう鬼籍に入られた方ですから、あまり言いたくはありませんが)のあのギタープレイは・・・ね。(;^_^A

当時僕は「トミーは指を骨折していた」という噂を信じていました。だから「凄い精神力だ!」っと思っていたんですが・・・どうやらドラッグの影響で指が麻痺していた、というのが真実らしいですね。


ツェッペリンには、「Rock'n Roll」「Stairway To Heaven」「Whole Lotta Love」等、大好きな曲はあるんですが、なぜか今一つのめり込めなかったんですよね。それは多分、僕の「メロディ重視」という好みがあるからだと思うんです。

ツェッペリンの演奏には、カチッとした歯切れのいい、計算され尽した上での完璧な演奏という印象があるんですが、ではメロディアスであるか?と言われると、そういう曲もありますが、さほど多くはない。

それに比べてパープルは、なんとも泥臭かったり、ちょっと怪しげだったりww、ベタだったりするんですが、根底に「ドラマティックなメロディアスさ」が感じられるんです。その辺がなんとも聴いていて嬉しい!ニコニコ

ホントに彼らの曲は、どんな曲でも等しく美しいメロディ・ラインを持っている。これが僕のツボなんです。


そして、パープルのギタリストにはリッチー・ブラックモアという、ロック史に燦然と輝く名ギタリストがいて、彼のソロは超絶を極めるんですけど、そこに必ずと言っていいほど、ジョン・ロードのオルガン・ソロが噛み付くんですよね~!あ。噛み付くというのは失言でしたね。正確に言うと、「けんかを売る」です。(笑)

あ、もちろん、いい意味でですよ。音譜

「リッチーのソロも凄いけど、俺のオルガンソロは負けないモンね!」っという気概と自信を感じる曲が、幾つもあります。


皆さんご存知のとおり、僕は「広く浅く」の男です。あんなに聴き込んだパープルでさえ、大したコトは知りませんし、難しいコトも語れません。他の追悼記事を書かれている方々には、足下にも及びません。でも、ただ「好き」という気持ちだけは、素直に書きたいと思いました。



ディープ・パープルと言う、素晴らしいバンドの根底を支え続けた、素晴らしいアーティストに。

大好きなこの2曲を。


まずはこの曲。

「タマホーム!」じゃないからね!( ̄へ  ̄ 凸

リッチーのキレキレソロに、正面切って、ガチソロ勝負しているジョンに!アップ


「BURN」






そして。「ロックバンドのバラードは美しい」

その言葉を具現化したこの曲を。

この曲のジョンのオルガンが、一番好きだな。ベタだけど。

スタジオ音源と、ライヴ音源を。


「Child In Time」










僕がBeatlesから先、一歩も洋楽の世界に踏み出せないでいた時。

あなたからもらった音楽が、今の僕を支えてくれています。

「Deep Purple」を作ってくださって、ありがとう。

あなた達の奏でた美しいメロディは、一生忘れません。


名前が一緒なレノンや、ジョージにはもう逢いましたか?


もうセッションされてるのかな。



心から。ご冥福をお祈りいたします。


合掌。