AL.「生まれたところを遠く離れて」 | yukkiのFUN!FUN!MUSIC♪

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またまた、ピグ部屋に差し入れが。カツ丼?それと赤ワイン!なんて素敵な組み合わせでしょう!(笑)

美味しくいただきました。ありがとうございます。



さて。以前から「書いてよ!」と色々な方々から言われ、伸ばし伸ばしになっていた、僕の大好きなアーチストがいます。この方については、熱心な素晴らしいファンの方が愛情のある記事を書いておられるので、正直しり込みしていたんです。

とはいっても、こっそり2回程書いてるんですけどね。(笑)


その方は、浜田省吾さんです。

僕もファンになってから古いんですが、最近の作品は正直言ってあまり聴いていません。僕が日がな聴いていたのは「FATHER'S SON」までなんです。

もう一つ告白しますと、僕は省吾さんのセルフカバーは、正直あまり・・・

原曲の良さがアレンジのダイナミックさで消えてしまっているように感じるからです。ですから、原曲メインで書かせてもらいたいな、と思います。

僕なりに省吾さんへの想いがあるので、「気に入らない!」とおっしゃる方もおられると思うので、その時はどうか読み飛ばしていただけたら。

どうか、温かい目で見てやってください。

ちなみに、あくまでも「不定期」更新になるので、許してやってください!(笑)



拓郎さんのバックバンドとしてスタートした「愛奴」を、1975年に脱退した省吾さんは、ソロへの道を歩み始めました。

省吾さんの歩みたかった音楽の道。表現したかった想いの原点は、全てファーストアルバムである「生まれたところを遠く離れて」にある、と僕は今でも思っています。

大げさに言えば、このアルバムがもし制作されずにいたら、今の省吾さんはない、とさえ思っています。それだけ価値のある、重みのある、歴史的アルバムではないでしょうか。

今聴いても、荒削りで、我侭で、言いたい事だけ言ってしまえ!という猛々しさに溢れています。

「これが、浜田省吾だ!」という気概が感じられて、僕は「HOME BOUND」「LOVE TRAIN」と並んで、大好きな大切なアルバムです。



ごたくはもう結構だ!早く聴かせろ!と言う声が聞こえて来そうなので。(笑)

以前にもライヴバージョンを載せたんですが、やっぱりここはこの曲で始めないと、ダメですよね?

いってみましょう!





「路地裏の少年」です。記念すべきデビューシングルであり、アルバムのオープニングを飾る、省吾ファンならまずはずせない名曲ですね。

全く売れなかったらしいです。(苦笑)拓郎さんにも「もっとポップなものにした方がいい」位に言われたらしいですが、拓郎さんも見る目がないですよね?(拓郎さんファンの方ゴメンナサイ。僕は拓郎さんもリスペクトしてます)

イントロのアコギの音が流れてくるだけで、ちょっと鳥肌が立ちます。間奏のベースとハーモニカもいいですねー!この頃の省吾さんの気持ちが詞に込められているような気がして、聴く度に少し胸が詰まります。「このアルバムが最初で最後になるかもしれない」と覚悟して臨んだそうですから。



さて、次は初期から結構長い間ライヴではオープニングを飾っていた曲を。

どうぞ!





「壁に向って」です。いやー、盛り上がりますねー!歌詞も強烈で、省吾さんの歌い方も絶唱!って感じで。好きですねー。「これがやりたかった曲だよ!」っていう声が聞こえてきそうです。省吾さんのROCKの原点はここじゃないかな。アレンジも僕好みです。シンプルで、厚みのあるサウンド。

いやー、今日眠れるかな?(笑)



最後はやはりアルバムのタイトル曲で。

ライヴの本編最後の曲でこの曲が演奏されるたびに、いつも泣いてました。





「生まれたところを遠く離れて」

生まれたところを遠く離れて唄う
この子に いつの日にか光が見えるように

車窓ごしで見送るお袋の忘れられぬ涙よ
捨てちゃならねえものを
俺はたわいもなく失くしたようだ

どこの街でも 聞かせてやるさ
捨てた故郷とひきかえの馬鹿息子のRock & Roll
だけどもし少しばかりの紙切れを稼げたら
両親に小さな家を買ってやりたかった俺さ

誰もが何かを売りわたし 生きてゆくさ この世じゃ
だけど何も売るものが無かった あの娘が何を売ったか

「お前にゃ どうせ理解るまい 鉛色のその目じゃ」
だけど振り上げた拳に 顔そむけた弱いおれさ

どこの町でも 聞こえてくるよ
貧しい暮し精一杯やってみても抜け出せない
そうさ親父も16の時から働いてきたけど
この世に住む家もなく その日暮しの毎日さ

どこの町でも 聞こえてくるよ
道を失くした男達の行き場の無い呻き声が
だけど誰も自分のことさえ救えないこの世じゃ
痛みを理解り合えても 言葉はただ「さよなら」だけさ

生まれたところを遠く離れて生きる
この子に いつの日にか光がみえるように



・・・はあ。


何も言える言葉はありません。ちょっと、泣きました。(苦笑)


さて、次の記事では「LOVE TRAIN」を書きます。


不定期ですけど。(笑)



では、日曜日。良い夜を。




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