おもしろ話 81 神社
元伊勢 籠この神社(京都府宮津市) 伊勢神宮外宮の旧鎮座地が丹後国分出前の丹波国であったという伝承は古く、その比定地には諸説がある[1]。
今回から、神社の話ですが しばらく 神社関連の内容がつづきます。
誰しもが抱く 素朴な疑問に 取り組んで みたいと 思います。
神社
じんじゃ【神社】
皇祖,神代の神,国家的功労者などを神として祭る所。
初めは木・石・山・岩などの自然物を祭ったが,祭神・司祭者が固定化するに
つれて,神社が設立される
ようになった。やしろ。
神祠(しんし)。shrine▽神社行政の大綱は
大宝令(りょう)で
定まり,明治政府は全国の神社を
官社(官幣社・国幣社)と
諸社(府・県・郷社)に分け(1871),翌年に
別格官幣社を定めたが,1945年廃止。(学研新世紀ビジュアル百科事典の抄)
※大宝律令の行政組織図で太政大臣と並ぶ神祇官の仕事は国事の他、国が決めたことを神社を通して全国に知らしめる職務もあった。神主などの神職は公務員でもあった。このため、神官とも呼ばれ、全国津々浦々に存在する。また、国は神社を管理した。つまり、現在でいえば、○○市役所の○○支所のような役割もあった。
神社の社(やしろ)は何時頃から建ち始めたか?
仏教が日本に伝来したのは538年、または552年とされている。日本最初の寺院建築は奈良・明日香の飛鳥寺で建立は『日本書紀』によると、法興寺(飛鳥寺)は用明天皇2年(587年)に蘇我馬子が建立を発願したもので、創建は6世紀末である。これ以降、四天王寺や法隆寺が建立された。このころ、寺院建築が続々と建てられていく中で、神社としての建物はまだなく、寺院建築に 対抗する形で 神社建築は建て始まったのです。
本殿の起源
神社は、古くはヤシロ(社)といい、このヤシロとは本来は「屋代」の意味で、神を祭る仮小屋や祭壇を指した[2]。ヤシロのシロは、穢れを付着させるための身代わりとされるカタシロ(形代)などのシロと同意である[2]。
神の依代である神籬は、最も小さなヤシロといえる[2]。また、広い意味では祭壇や、忌竹や注連縄などで俗界と区切られて聖域とされた祭場全体も含めて、ヤシロ、つまり、一時的な神の仮住まいといいうる[2]。Wikipedia【神社建築】の抄
まめ知識
神社建築の両側にバツ印に設けられたものを「千木」といい、男神が祀られている神社は垂直に、女神の場合は水平になっています。今度、神社に参拝されるときには、気を付けてご覧ください!
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