どうも、こんにちは♪
キシダマナミです
ちょっと新たな試み。
視えた過去世を文章に起こしてみました。
誰の過去世かはご想像にお任せ
短いですが、
よかったらどうぞ。
「あんたはほんまに、綺麗な身体してるわ。」
青白い私の足を
指でなぞりながら
姉さんはいつもそう言った。
私は返事の代わりに
ねえさんの腰に両腕を巻き付ける。
ポンポンと撫でられるのを合図に
少し顔をあげると
いつもねえさんの唇が額に降ってくる。
ねえさんとの時間が
何よりも私の生きる意味だった。
どんなお客が来ようとも
どんな嫌味を言われようとも
この時間があれば耐えられた。
もう一度ギュッと抱き寄せて
姉さんの緩んだ帯に耳を寄せる。
ドクンドクンと大きく脈打つその音に
安堵感が身体中に広がり
眠気が降りてくる。
「…おやすみ」
遠ざかる意識の中で
耳心地のいい声だけが響いた。
※わかりやすい言葉遣いに変換して書いてます。
お楽しみいただけたら
幸いでっす
キシダマナミ