今年は「歌の力、歌の絆」をテーマに、日本中を励ます紅白になる!?

 2007年も11月に入り、NHK紅白歌合戦の話題がメディアにのぼる今日このごろ。今年も視聴者参加型の番組を意識し、昨年好評だった視聴者審査員(ケータイ、ワンセグ、デジタル放送)の実施に加え、家族で楽しみたい「紅白検定」も開始。本番の大みそかまで楽しめそうな企画が満載だ。そして先日、発表された今年のテーマ「歌の力、歌の絆」。その趣旨から、NHKエンターテインメント番組のプロデューサー、三溝(さみぞ)敬志氏に今年の傾向を伺った。


■今年のテーマが「歌の力、歌の絆」ということで、これはどういう経緯で決まったのですか?
三溝:紅白は2年後に60回ということで、ひとつの節目を迎えるんですね。そこで、その節目に向けた企画でもあるんです。今までは単年度で、その年に売れた音楽を届けるスタンスでやっていたんですが、今という時代は、CDがなかなか売れなかったり、ダウンロードはいっぱいされるんだけど、それをどう評価していいかわからなかったり。あるいは世代によって聴いている音楽が違うし、聴いている環境も違うという時代になってきて、僕らとしても、音楽というか歌をどういうふうに発信していったらいいか? 難しい時代にはなってきているんですね。そのなかで単純に売り上げが多いから出てもらいますというのは少し違う。ちゃんと歌を届けたいということで、“歌力(うたぢから)”という3か年の共通テーマを設け、60回目のキリのいいところまで模索してみようということになったんです。


■出演者は今、何割ぐらい決まっているのでしょうか。
三溝:正直、決まっていないですね。先日の記者会見でも言ったんですけど、今年は企画性を大事にした紅白にしたいし、何組って決めてから交渉するということも今年はやめたい。つまり、どんな番組にしたいか? そこから発想してだれに出ていただくか、どういう演出をするのか、という普通の番組作りに戻したいと思っています。

■三溝さんは「SONGS」という、非常にアーティストに対しても歌に対しても掘り下げた番組を手がけていらっしゃいますよね。その手法は生かされるのでしょうか。
三溝:「SONGS」は僕が今まで音楽番組をやってきた思いを込めて作っている番組なので、マインドとしては「SONGS」みたいなものにしたいということです。もちろん、番組としての質が違うので、出演者が同じとか演出が同じというワケではなく、マインドが同じということで、楽しみにしていただければいいんですが(笑)。やはり発表の前に実名が出ちゃうというのは、ホントにアーティストに迷惑のかかることなので。実は出演してくれるアーティストは、テーマをすごく気にして出てくれるんですよ。例えば、去年のドリカムさん(DREAMS COME TRUE)は『何度でも LOVE LOVE LOVE 2006』っていう曲を紅白のために作ってくれたんですけども、それはテーマが「愛・家族~世代をこえる歌がある~」だったので、そういうことをすごく考えてくれたんですね。だからこそあんなにすばらしいパフォーマンスが生まれるんだ、って出演者の方に教えられるし、“テーマがあって良かったな”とも思いましたし。


■では、今年の紅白、2007年らしさという意味ではどういうものになりそうですか?
三溝:今年はホントに期待が裏切られたって感じた年だったと思うんですよ。安倍さんしかり、大相撲しかり、世界陸上はそれなりに行きましたけど、でも“これから行ってくれ!”っていうものがくじけちゃうっていうことが多かった。そういう意味で、励ます歌が心にしみたってこともあるでしょうし、紅白としては“まぁ、元気を出して行こうよ”っていうのが、ひとつのメッセージになるでしょうね。
http://magazine.music.yahoo.co.jp/rep/20071105_001/


20071105-2 20071105-1

第58回NHK紅白歌合戦 - 公式サイト

紅白歌合戦完全マニュアル - 出場歌手予想



去年の司会者の発表が11/17で 出場歌手の発表が11/29だった

司会者発表までまもなくだねぇニコニコ



そういえばこの間 「名古屋から生放送! 秋の夜長もさだまさし 」で言ってたけど

さださんが紅白に出場するしないに関わらず 

2008年新春生放送 年の初めはさだまさし 」をやるそうな

恒例になってるこっちも楽しみ音譜



過去記事

芸能@テレビの話(紅白) - http://ameblo.jp/kakomonogatari/theme-10003158749.html


 ブログランキング・にほんブログ村へ