http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070915-00000904-san-pol
9月15日11時21分配信 産経新聞
安倍晋三首相の辞任表明を受け、自民党は15日午前、党本部で総裁選の立候補者受付を行い、福田康夫元官房長官(71)、麻生太郎幹事長(66)の2人が立候補を届け出た。16日から東京、大阪、香川、宮城の4都府県で両氏の街頭演説会を行うなど23日の投開票日まで、総裁の座をめぐる激しい舌戦が繰り広げられる。
党選挙管理委員会が午前11時から実施した立候補受付には、福田陣営から橋本聖子参院議員ら、麻生陣営から松本純衆院議員らが代理人として20人の推薦人名簿を添えて立候補を届け出た。
これに先立ち、福田氏は同日午前、党本部で出馬会見を行った。町村派の中山成彰元文部科学相ら各派の事務総長クラスが顔をそろえる中、福田氏はやや硬直した表情で「責任を持って難局に立ち向かわないといけない気持ちになった。一昨日夜遅くに決心した。立候補の正式な表明をさせていただく」と述べた。
また、目指す政策目標を「若者が希望を持て、お年寄りが安心して暮らせる社会」と掲げたうえで、「自立と共生」「男女共同参画社会」「ストック型社会」を構築していきたいと訴えた。
一方、麻生氏は午前9時半から党本部で選挙対策本部の総決起集会を開いた。決起集会には麻生派所属議員16人のほか、甘利明経済産業相(山崎派)、鳩山邦夫法相(津島派)、山口泰明(同)、浜田靖一(無派閥)ら衆参国会議員29人が出席した。
町村派など各派から「麻生包囲網」を構築され、劣勢に立たされている麻生氏は自宅を出る際、「こういう時は気迫と気力がリーダーに求められる」。集会では「たった一晩で派閥による談合ができあがり、すべてが終わったとなると古い自民党と何ら変わっていないという批判にさらされる。ぜひとも自民党の再生をわれわれの手でやりとげなければならない」と意気込んだ。甘利氏は「覚悟を決めてこの場に臨んだ。今回の総裁選は党の存亡を賭けた選択だ」とエールを送った。
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福田元官房長官と麻生幹事長が出馬表明
9月14日19時44分配信 時事通信
東京都内のホテルで額賀福志郎財務相との会談を終えた福田康夫元官房長官(写真左)と、自民党本部で総裁選への出馬会見をする麻生太郎幹事長(14日午後)
【関連記事】 自民党総裁選の仕組み (時事通信社)
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探偵ファイル - ■緊急企画■自民党総裁選アンケート/多田
日本の未来より 次の選挙でいかに自分がセンセーで居られるかで
どっちにつこうか 悩んでる人も居るんだろうねぇ
派閥はやめようって言って 元なんたら派とか表現してた事もあったのに
今じゃ普通に派閥の数の論理だもんさ
報道は加熱してるけど 一般国民に選択権はないし
政策の細かいのは どっかにほっぽらかしだし
19日というのを 23日に延ばした意味も あるんだか無いんだかもわかんなーい。
ZAKZAK 2007/09/15
自民党総裁選は15日午前、届け出が行われ、福田康夫元官房長官(71)と麻生太郎幹事長(66)の一騎打ちとなった。麻生派以外の全派閥が福田氏支持に回ったことで、「福田総裁」が確定的となったが、党内には福田氏擁立をめぐり「派閥談合だ」との不満もくすぶる。両陣営の多数派工作が激化する中、麻生陣営には奇跡の大逆転に向け、巻き返しの秘策はあるのか。
自民党は15日午前11時から、東京・永田町の党本部で立候補を受け付け、福田、麻生両陣営が20人の推薦人名簿とともに届け出た。
派閥包囲網が敷かれた麻生氏だが、麻生派からの推薦人は1人だけで、あとは他派閥や無派閥議員にするという意地をみせた。
これに先立ち、麻生陣営は党本部で決起大会を開催。代理出席を含め約35人が集まり、麻生氏は「ここには16人(麻生派の人数)以上いる。勇気づけられ、多くの人に激励をいただきありがたく思う。たった一晩ですべて終わったとなると、古い自民党と変わっていないという批判に抵抗できない。私が降りたら自民党は終わる。希望を持って劣勢の中で戦っていきたい」と気勢を上げた。
会場には、山崎派のプリンス、甘利明経産相も姿を見せ、「覚悟を決めて、この場に臨んだ。党員の考えを尊重しよう」と激を飛ばした。
一方、福田氏は午前10時半から、出馬会見し、「小泉改革の方向性は今も同じだが、問題が生じれば丁寧に改革を修正するのはあり得る」と述べた。派閥談合への批判について質問が及ぶと、顔をムッとさせ、「派閥の長だけでなく、いろいろな人から出てほしいとの声があった。それを談合と言えるのか」と反論する一幕もあった。
党内が雪崩をうって「福田氏支持」で固まり、党内に「麻生包囲網」が完成したことで派閥的には完全に孤立した麻生氏。
14日、福田氏支持を表明している高村派の派閥事務所を訪れた際も、夕刊フジの1面見出し「麻生孤立」を指さして、「今はこれですから、よろしくお願いします」と、苦笑まじりにあいさつしたほどだった。
ただ、一発逆転の可能性がないかといえば、そうでもない。麻生氏はマンガ好きで知られ、昨年の総裁選では若者を中心に麻生人気に火がついた。その人気は今も衰えず、14日夜、民放各局に出演し、気さくなイメージをアピールした。麻生氏にとって、最大の味方は「世論」なのだ。
その世論を最も反映するのは地方票の行方だ。麻生氏は14日の出馬会見でも、「過去と比べて一番劣勢でない。地方票は非常に大きな票だ。前回も地方票を大量にいただいているので、この点は努力したい」と、地方票の掘り起こしを重点的に行う考えを表明した。
総裁選は、衆参両院議員が1人1票を投じる議員票387票と、各都道府県連に3票ずつ割り当てられた地方票141票の計528票で争われる。現在、党員による予備選を行う予定の都道府県連は、40に迫る勢いとなっている。来年にも解散・総選挙が行われる見通しが強まるなか、予備選の行方を気にする衆院議員は少なくない。
すでに党内からは「地方票で麻生氏が圧倒的に多いのに、派閥談合で福田氏が選ばれれば、世論と乖離(かいり)した人物を総裁に選んだことになる。そうなれば自分の選挙にも影響が出る」(若手)との声が出ている。
01年の総裁選では、橋本龍太郎元首相の圧倒的な有利が伝えられるなか、小泉純一郎前首相が予想を覆して勝利した。地方票が雪崩をうって小泉氏に流れたからだ。
麻生陣営として「派閥談合」に批判的な中堅、若手議員らに支持を求めていくのも戦略の1つ。麻生氏を支持する鳩山邦夫法相が「派閥の人数の足し算で総裁が決まったら、自民党は国民から見放される」と言えば、無派閥の渡辺喜美金融相も「『三丁目の夕日』どころか、四、五丁目の夕日みたいな感じだ。派閥の話し合いで総裁を決める時代ではない」と福田氏擁立の経緯を批判した。
福田氏の出身母体・町村派ですら、派内が「福田氏支持」でまとまっているわけではない。いまだに、派内からは「町村派から総裁を4代続けて出すべきではない。安倍首相がああいう事態になった以上、おとなしくしておくべきだった」との声が漏れる。かつての自民党とは異なり派閥の締め付けは緩くなっており、麻生氏が派閥を切り崩す余地は残る。
もう1つの焦点は、18日にも復帰する安倍首相が何を口にするかだ。党内には、人事権などを発揮することができなかったとして首相が「麻生氏、与謝野馨官房長官にだまされた」と周囲に漏らしたとの謀略情報が駆けめぐった。これが要因となり、「反麻生」の流れが強まった。
このため、退院後の安倍首相が謀略情報を否定すれば、「反麻生」の流れを食い止める可能性もある。安倍首相に近い議員も「安倍さんは否定している。真相を話してほしい」と漏らしており、首相の言動が票の行方にも影響を与えそうだ。
23日投開票の総裁選で、奇跡は起きるのだろうか。
【麻生太郎氏の推薦人】 【衆院】 鳩山邦夫(10)(津島派) 島村宣伸(9)(無派閥) 甘利明(8)(山崎派) 中川昭一(8)(伊吹派) 浜田靖一(5)(無派閥) 山口泰明(4)(津島派) 今井宏(4)(古賀派) 菅義偉(4)(古賀派) 吉田六左エ門(3)(伊吹派) 西川京子(3)(伊吹派) 武田良太(2)(山崎派) 戸井田とおる(2)(津島派) 遠藤宣彦(1)(無派閥) 鍵田忠兵衛(1)(伊吹派) 坂井学(1)(無派閥) 永岡佳子(1)(無派閥) 馬渡龍治(1)(津島派) 武藤容治(1)(無派閥) 【参院】 鴻池祥肇(2)(麻生派) 椎名一保(2)(伊吹派) |
【福田康夫氏の推薦人】 |
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_09/t2007091501_all.html
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