http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070910-00000999-reu-bus_all
9月10日14時21分配信 ロイター
[東京 10日 ロイター] 安倍晋三首相は10日午後、衆院本会議で所信表明演説を行い、7月の参院選で与党が大敗したことに触れ、政治と行政に対する不信を招いたことを深く反省すると述べるとともに、「退陣すべき」との意見があることは十分に承知していると語った。
その上で改革続行のために続投を決意したと述べ、年金問題や地方の活性化、歳出・歳入一体改革などに全力で取り組む方針を表明した。また、テロ対策特別措置法に基づく海上自衛隊の補給活動の継続に理解を求めた。
安倍首相は、所信表明演説の冒頭で先の参院選での与党大敗に触れ、「今回示された国民の思いや怒りに対し、これまで十分に答えきれていなかったこと、政治と行政に対する不信を招いたことについての深い反省の上に立って、今後、国政に当たっていきたい」と反省の弁を語った。
さらに、「ここまで厳しい民意が示されたのだから、退陣すべきとの意見もあることは十分承知している」とした上で、改革を継続するために「続投を決意した」と述べた。
臨時国会の大きな争点の1つと見られているテロ対策特別措置法の延長問題に関して安倍首相は9日午後、訪問先のシドニーで記者会見し、テロ特措法に基づく海上自衛隊の補給活動は国際公約と位置づけた上で、「(補給活動継続に)職を賭して取り組む」とし、補給活動が継続不可能になった場合は「当然、職責にしがみつくことはない」と述べ、継続ができなくなった場合には内閣総辞職すると受け取れる意思を表明した。
所信表明演説では「テロ特措法に基づく海上自衛隊の活動は、国際社会から高い評価を受けている」として「ここで撤退し、国際社会における責任を放棄していいのか。引き続き活動ができるよう理解してほしい」と訴えた。
首相に就任してから教育基本法の改正や公務員制度改革法を成立させたことや、景気が回復軌道に乗り、雇用が拡大していることなどを成果として指摘。「ばらまきや護送船団と言われた、かつての政治手法に帰ることは絶対に許されない」と強調した。
また、内閣改造からわずか1週間程度で遠藤武彦氏が「政治とカネ」の問題に絡んで農相を辞任したことについて「極めて遺憾」とし、「内閣として、補助金などの厳正な執行に万全を期す」と明言。政策実行にあたっては、参院で野党・民主党が第1党となっている現状を踏まえ「野党とも建設的な議論を深め、1つひ1つ丁寧に答えを出していくことに全力を尽くす」と述べた。
具体的な政策課題として、年金記録問題について言及し「究明し、必ず解決する」と言明した上で、長期的な視野に立った公的年金の制度設計が不可欠とし「それは政治の責任。国会における与野党の立場を超えた議論が再開され、透明で建設的な協議が行われることが極めて重要だ」と指摘した。
また、地方の活性化について「地方税財政の改革に取り組むとともに、地方分権の総仕上げである道州制の実現に向け検討を加速」させるとともに、最低賃金の引き上げや地域力再生機構の創設などにも取り組むとした。
さらに、財政健全化に向けて2011年度の国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化するとの目標に「揺るぎなく歳出・歳入一体改革の道を進む」とし、「歳出改革・行政改革を徹底した上で、それでも対応しきれない社会保障や少子化などに伴う負担増に対しては、安定的な財源を確保する」と指摘。「本年秋以降、本格的な議論を行い、消費税を含む税体系の抜本的改革を実現させるべく取り組む」と消費税を含めた税制改革議論を秋からスタートさせる方針に変わりはないことを強調した。
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<臨時国会>政治不信「深い反省」 所信表明演説 - 毎日新聞
「不退転の決意」「民主の思うつぼ」=首相発言に賛否交錯-与党
- 時事通信
安倍首相の所信表明演説全文(1)「わが国のため、続投決意」 - 産経新聞
安倍首相の所信表明演説全文(2)「未来につながる」政策に注力 - 産経新聞
安倍首相の所信表明演説全文(3)「拉致解決へ鉄の意志」
- 産経新聞
Yahoo!ニュース - 検索結果(動画) 安倍 首相
反省だけなら猿でも出来る・・・・ってね
アメリカ向けのリップサービス
「職を賭す」と言ったところだけ一人歩きしそう
そろそろ辞めたくなってないかい?って感じにも見えるけど
景色のいいところでの サミットを纏めるのはやりたいのかな
サミットが花道にして辞める人が サミットのホストを務めるってのも
諸外国に失礼じゃなかろうかねぇ
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