戦国武将もムダ毛処理? 室町時代の真鍮製毛抜き発見
8月11日8時0分配信 産経新聞
滋賀県湖南市の夏見城遺跡から、室町時代後期(16世紀半ば)の真鍮(しんちゅう)製の毛抜きが見つかり、県文化財保護協会が10日、発表した。鶴や植物が精巧に線刻されており、城主級の人物が身だしなみを整える際に使用したとみられる。
毛抜きは、現在の毛抜きと同じ「撥形(ばちがた)」で、長さ8センチ、重さ15・6グラム。表面には、翼を広げた鶴と水生植物の沢瀉(おもだか)が特殊なノミを使って彫り込まれている。沢瀉は「勝ち草」といわれ、戦国武将が好んで用いた意匠。城主が出陣などの晴れの場で、身だしなみを整えるために使用した可能性もあるという。また、周辺からは当時としては珍しい信楽産の茶道具も出土した。
夏見城は近江国の守護大名・六角氏の家臣で甲賀地域の一部を所領とする夏見家の居城とも伝えられているが、詳しい文献資料は残っていない。しかし、出土した遺物から、文化の中心の京都と強い結びつきを持ち、財政的に裕福な城主がいたと推測できるという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070811-00000083-san-soci
国内最古、真鍮製の毛抜き発見 湖南・夏見城遺跡 武将が愛用?
8月10日23時19分配信 京都新聞
滋賀県湖南市の夏見城遺跡から、室町後期の真鍮(しんちゅう)製の毛抜きが見つかった、と滋賀県文化財保護協会が10日、発表した。精巧な文様が施された完形品で、真鍮製品としては国内最古とみられる。同協会は「美術工芸品として優れ、真鍮が伝えられた時期や使用実態を知る上でも貴重」としている。
毛抜きは、現在でも一般的な撥(ばち)形で、長さ8センチ、はさみ部1・5センチ、重さ15・6グラム。表面に羽を広げたツルと、水生植物のオモダカが彫り込まれている。
夏見城遺跡の北側部分の溝跡から見つけた。同じ溝からは、ほかに15世紀後期から16世紀ごろの遺物である信楽窯産の甕(かめ)や、中国・韓国製の茶わんが出土しており、同時代の製品と判断した。
これまで真鍮製品は17世紀に中国大陸から伝来した合金とされていたが、この発見で16世紀までさかのぼることになった。
オモダカの文様は、葉の形から「勝ち草」と呼ばれ、その意匠が戦国武将に好まれた。また中国産の天目茶碗の破片も出土し、入手しにくい真鍮製品を使っていたことから、県文化財保護協会では「裕福で文化人としての顔を持ったしゃれ者の武将がいたのではないか」と話している。
毛抜きは11日から17日まで大津市の琵琶湖文化館で、19日から9月9日まで安土町の県立安土城考古博物館で展示する。いずれも有料。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070810-00000065-kyt-l25
オカマの武将がいたのかも?と思った私には
歴史ロマンのカケラも無いのかな?(笑)
室町時代から 形を変えずいる「毛抜き」
そんな昔からあったんだねぇ
ちょっとびっくりだ。