「ゆびとま」も乗っ取り売却益狙う アドテックス事件
アドテックスをめぐる民事再生法違反事件で、逮捕された元暴力団組長が「ゆびとま」を乗っ取る形で社長に就任し、株式売却で多額の利益を得ようとしていた疑いがあることが分かった。
2007年02月19日 11時59分 更新
コンピューター関連機器メーカー「アドテックス」をめぐる民事再生法違反事件で、逮捕された元指定暴力団山口組系組長で元同社副社長の下村好男容疑者(45)が、約360万人が利用する日本最大級のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)運営会社「ゆびとま」を乗っ取る形で社長に就任し、株式売却で多額の利益を得ようとしていた疑いがあることが17日、関係者の話で分かった。
下村容疑者は、新興企業や問題企業の「乗っ取り屋」として知られ、アド社の経営には約50億円もの粉飾決算に乗じる形で加わっていた。警視庁は資産獲得を狙い、アド社やゆびとまに入り込んだとみて解明を急ぐ。
関係者によると、ゆびとまがネット関連企業を吸収合併した際、株式交換で大量の同社株が渡った。下村容疑者は平成18年1月に開催された臨時株主総会に、吸収された企業側の代理人として出席し、経営陣の退陣を要求。同年4月に社長となった。
その後、都内のネット事業会社にゆびとまの売却を計画し、同年10月、ゆびとまの株式51%を取得させ、子会社化させることで合意。下村容疑者は社長就任までに3億6000万円を投じたとされるが、同容疑者側が提示した売却額は約6億7000万円といい、差額分を利益として得ようとしたとみられる。
しかし、事業会社が解消を申し出て、売却話は立ち消えとなり、下村容疑者は現在もゆびとまの社長を務めている。事業会社は「諸条件で調整がつかなかった」としているが、関係者は「ゆびとまを調べたところ、暴力団関係者(下村容疑者)がいることが判明したため合意を取りやめた」と話している。
■「ゆびとま」 平成2年6月に設立。SNSサイト「この指とまれ!」を運営。小学校から大学まで約6万校の学校別ページを持ち、ネット上で同窓会のような交流ができる仕組みになっている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0702/19/news020.html
「ゆびとま」社長、逮捕の元組長だった
中国新聞
などによると、東京都港区のコンピューター関連機器製造会社「アドテックス」の資産処分に関連し、民事再生法違反容疑で同社元執行役員・下村好男容疑者(45)が17日逮捕された。
同日昼ごろから、複数のブログが同容疑者の関連情報を発信し始めた。
逮捕された下村容疑者は、300万人以上の会員を誇る同窓会サイト「この指とまれ!」
(通称:ゆびとま)を運営する「株式会社ゆびとま」の代表取締役でもある。逮捕状が出された菊地大輔容疑者(31)と前田大作容疑者(51)も同社取締役だ(「株式会社ゆびとま」会社概要
)。
「この指とまれ!」は、小久保徳子氏が1990年に開設した「元祖SNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)」とも言えるサイト。自分の出身学校に登録すると、登録されている同じ学校の出身者に連絡が行き、同窓生のネットワークを広げることができる。2000年には「日経インターネットアワード」の特別賞を受賞。01年には小久保氏が「日経ウーマンオブザイヤー2001」を受賞している。
小久保氏は06年2月、長崎県知事選挙に出馬したものの落選。出馬前には小久保氏は「株式会社ゆびとま」の取締役名誉顧問になり、現場からは離れていた。現在、同社の経営には全く関与していない(関連記事:ザ・選挙 長崎県知事選選挙結果
)。
「ゆびとま」サイトによると、現在の会員は358万83人(18日午前0時現在)。逮捕された社長が元暴力団関係者だからといって「個人情報が悪用される」と考えるのは性急かもしれない。だが、特に有料コンテンツ利用者は、請求書の金額をチェックしたり、メールアドレスの変更を検討する必要があるだろう。
今後「この指とまれ!」サイトの存続だけではなく、個人情報の扱いが大きな問題となるのは必至だ。
http://www.janjan.jp/media/0702/0702180250/1.php
報道ステーションを見ていて驚いた!
「ゆびとま」は 中学の同窓会で使ってて
私がまとめ役してるわけで・・・ヾ(・・;)ォィォィだよ
もう3年くらい使ってるかなぁ・・・
無くなったら無くなったで ちょっと困るな・・・・
いやぁ~~~ こんなとこにも暴力団の影なんて
無料で登録だけだから実害は無いだろうけど ホントびっくりさせてくれる
用心しててもコレだもんね こわいこわい・・・・。
有料コンテンツまで使ってる同期がいないか メールしなきゃだな・・・