松坂レッドソックス 15日に発表
ポスティング・システム(入札制度)で大リーグに移籍する西武・松坂大輔投手(26)の応札最高額球団がレッドソックスであることが決定的になった。13日(日本時間14日)、米メディアが一斉に報じた。注目の応札額は5000万ドル(約59億円)に達している可能性がある。落札球団は15日午前10時(米東部時間14日午後8時)に日米同時発表。それを受けて松坂は成田空港で記者会見し、そのまま渡米する。
コンベンション出席のため都内のホテルに到着した松坂は報道陣の数に絶句した。「思ったよりすごい人ですね」。米メディアが落札球団はレッドソックスと一斉に報じたことにも「何て言ったらいいんだろう。そういう話は決まってからにしましょう」と受け流した。親しい関係者によると、レンジャーズ有力と報じられた際には難色を示していたが、レッドソックスには好印象を抱いていたという。希望球団の最高応札となれば文句なしだ。
フロリダ州ネープルズで行われているGM会議出席中のレ軍エプスタインGMはノーコメントを貫いたが、米メディアは大リーグ関係者の話として「レッドソックス落札」を一斉に報じた。驚くべきはその額だ。元西武で、現在は解説者を務めるオレステス・デストラーデ氏は米ラジオ局で「私の信頼する情報によるとレッドソックスの額は5000万ドルを超えている」と発言。さらに、ニューヨーク・デイリー・ニューズも5000万ドル以上とした。交渉権獲得だけで60億円にも及ぶ数字に、大リーグ公式サイトは「日米野球界にとって史上空前の額になる」と報じた。
松坂のレ軍入りが実現すれば、同地区永遠のライバル、ヤンキースとの対戦が大きくクローズアップされる。特に「松坂VS松井秀」の日本人対決は因縁の歴史に新たな1ページを刻むことになる。松井も「相手となったら真剣勝負をする」とし、米紙の取材にも「(レッドソックス入りは)ライバル関係から考えても、とても面白いことになるんじゃないか」と早くも対戦を心待ちにしている。日米のファンが熱狂する夢対決が実現する。
西武側はこの日、応札額の諾否についてコミッショナー事務局に通知したが、その内容は明かされなかった。だが受諾は確実で、15日に日米同時発表でレ軍落札が発表され、代理人ボラス氏との交渉がスタートする。早くも米紙は契約内容について、年俸1200万ドル(14億1600万円)平均での長期契約と予想。応札額と合計で1億ドル(約118億円)突破は確実な状況だ。
4年ぶりにプレーオフ進出を逃したレ軍の救世主となれるか。15日午後には自主トレ地視察のため米ロサンゼルスへ出発する。10歳から思い描いたメジャー挑戦の夢はもうすぐ実現する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061115-00000000-spn-spo
決まったって事?情報漏れ?
どっちにしても 大リーガー松坂誕生
頑張って欲しいねぇ。
追記
<松坂大輔>落札球団はRソックス 日本人最高額60億円で
プロ野球の西武ライオンズは15日、ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグに挑戦する松坂大輔投手(26)に対する最高入札金額を受諾すると正式発表し、移籍金にあたる落札額は5111万ドル(約60億円)、落札球団がレッドソックスだったことを明らかにした。入札制度で移籍した日本人選手の入札金としては、00年のイチロー外野手(マリナーズ)の1312万ドル(約14億円=当時)を大幅に上回る過去最高額となった。
松坂はこの日午後、成田空港で記者会見し、夕方に航空機で渡米。レッドソックスの球団施設見学をする予定。代理人のスコット・ボラス氏と年俸など契約交渉に向けた打ち合わせをする可能性もある。23日にインボイス西武ドームで開催される西武の「ファン感謝の集い」に合わせ、帰国する。
1901年創設のレッドソックスはアメリカンリーグに所属し、本拠地はボストン。リーグ優勝11回、ワールドシリーズ制覇6回を誇る。フェンウェイ・パークはメジャー最古の球場として知られる。過去日本人選手として野茂英雄、大家友和両投手が在籍したことがある。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20061115&a=20061115-00000024-mai-spo
60億
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