死者5人に増える 東成瀬村のワゴン車転落
 8日午前零時半ごろ、東成瀬村椿川仁郷山の県道の約70メートルがけ下で、同村岩井川村中、建設会社「東成」のワゴン車が転落しているのを捜索していた同社関係者が見つけた。


 ワゴン車には5人が乗っており、同社社長の備前幸男さん(69)ら4人が死亡。1人が意識不明の重体となっていたが、間もなく死亡した。

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20061108c


雪でスリップし転落か 東成瀬の5人死亡事故

転落した事故現場。写真上方に見えるのは転落し逆さになったワゴン車。

手前は倒されたとみられるガードケーブル支柱=東成瀬村椿川の県道

20061108-2  8日午前零時半ごろ、東成瀬村椿川仁郷山の県道の約70メートルがけ下で、同村岩井川村中、建設会社「東成」のワゴン車が転落しているのを捜索していた同社関係者が見つけた。

 ワゴン車には5人が乗っており、同社社長の備前幸男さん(69)ら4人が死亡。1人が意識不明の重体となっていたが、間もなく死亡した。

 横手署の調べでは、同社は7日午前8時ごろから、12人で県道のガードレール撤去作業をしていた。降雪が激しくなったため午後4時半ごろ作業をやめ、車5台に分乗して会社に引き揚げたが、最後尾の車が戻ってこないため、午後11時40分ごろ、備前社長の家族が同署東成瀬駐在所に届け、同署や湯沢雄勝広域消防本部などが捜索していた。

 死亡したのは、備前さんのほか、同村岩井川東村、作業員谷藤允毅さん(69)、同所上野、同谷藤善一郎さん(69)、同村田子内源頭畑、同土谷昌昭さん(78)、同所下田、同鈴木重雄さん(67)。

 現場は今月6日から冬期閉鎖され、路面には約10センチのシャーベット状の積雪があり、ガードレールを突き破った跡があった。

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20061108d


深夜の救助活動実らず、山里に広がる悲しみ 5人死亡事故
 「どうしてこんなことに…」「現場で声を掛けたが、痛がっていて言葉にはならなかった」—。7日夕、東成瀬村椿川字仁郷山国有林地内の県道でガードケーブル撤去作業から戻る途中、がけ下に車が転落、乗っていた5人全員が死亡した事故で、関係者らは突然の訃報(ふほう)に声を詰まらせ、泣き崩れた。会社には8日朝から事故を知った親族や近所の人たちが続々と訪れ、大きな悲しみに包まれた。


 親族らによると、社長の備前幸男さん(69)=同村岩井川字村中=ら5人が乗った車が会社に戻らないため、7日午後8時半ごろ、2人が捜しに行った。同9時半ごろ、現場付近を通ったときには何も発見できなかったという。


 しかし、同11時半すぎに東成瀬村側から4人、湯沢市皆瀬側から4人の計8人で作業をした場所などを再び捜索したところ、須川湖の駐車場から栗駒山荘に向かうカーブの途中でガードケーブルがなく、ポール1本が倒れているのを目つけた。「もしかしたら」とがけ下を懐中電灯で照らして捜した結果、車が転落しているのを発見。親族の1人は「急ながけを必死に下りた。5人を捜したが、車内にはだれもいなかった」と話す。


 7日夜、母親から「父が帰ってこない」という内容の連絡を受け、捜索に加わっていた備前さんの長男は「父親を見つけたときに声を掛けた。反応はあるものの痛がっていて言葉にはならなかった。準備していった毛布で体を包んで温めた」と涙をこらえながらポツリ。父親が救出された後も全員を見つけるまでがけ下にとどまり、ずっと捜し続けていたという。
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【スリップして転落か】動画ニュース

きょう未明、東成瀬村で雪に覆われていた道路の脇に車が転落しているのが見つかり、乗っていた作業員5人が死亡しました。急な右カーブでスリップして転落したものとみられています。

http://www.akita-abs.co.jp/realtime_akita/wm/061108h01.wmv

http://www.akita-abs.co.jp/realtime_akita/index.htm


夕刊と夕方の最新ニュースで 

タイヤはフルシーズン2年間たっているスタッドレスタイヤと言っていた

3度目の冬 溝の無くなったタイヤでの10センチの雪道

・・・・・自殺行為。


東成瀬村といえば 雪の恐さも十分に知ってる地域のはずなのに

降らないと思ったのか 雪道を甘く見てしまったのか・・・


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