20060917-2 台風13号 各地で豪雨被害 伊万里市で3人が死亡

 台風13号の接近に伴い、佐賀県北部を16日襲った局地的な豪雨で、伊万里市などで鉄砲水や土砂崩れによる被害が相次ぎ、親子を含む計3人が死亡、唐津市で起きた土砂崩れも含め計4人が軽傷を負った。
 県警伊万里署などによると、伊万里市黒川町の農道で鉄砲水に襲われ、下流の沢で遺体で見つかったのは、長崎県松浦市福島町里免の会社員、中須賀諭(さとし)さん(41)と長女の希(のぞみ)さん(17)=伊万里高2年=と確認された。2人は二女恵さん(16)=伊万里商高1年=と共に、諭さん運転の軽乗用車で通行中、鉄砲水に襲われ、車を降りたところで再び鉄砲水に遭い、流された。恵さんは左腕打撲の軽傷。
 また、同日午後0時半ごろ、伊万里市南波多町大曲(おおまがり)の徳須恵川で、男性2人が流された。1人は約1時間後に消防隊員に無事救助されたが、唐津市西旗町の作業員、瓜戸正夫さん(49)は約4時間後に約300メートル下流で遺体で見つかった。2人は、川の増水で道路が冠水していたため、車を降り、歩いて勤め先の会社に向かう途中だった。
 一方、唐津市相知(おうち)町田頭では午前10時45分ごろ、民家の裏山が幅約300メートルにわたり崩れ、民家1棟が全壊した。ほかに4棟が半壊・一部損壊し、3人が軽傷を負った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060917-00000003-maip-soci


台風13号:巡視の消防団員水死 取材記者も不明に 広島
 17日午前2時ごろ、広島市安佐北区安佐町小河内で、安佐北消防団員の男性(50)が、台風13号の影響で増水した小河内川の巡視に出かけたまま戻ってこないと、消防団から市安佐北消防署に届け出があった。男性は約6時間後、約20キロ下流で水死体で発見された。16日午後11時ごろ、1人で巡視に出かけたまま連絡が取れなくなっていた。

 同市内では16日夜、台風の影響を取材するため同町鈴張に向かった中国新聞北広島支局の男性記者(27)の行方が分からなくなり、警察などが捜索している。佐伯区湯来町では、避難途中の女性(76)が川に落ち重傷を負った。

 台風13号の接近で、広島県内は16日午後から強い雨になり、安佐北区では降り始めからの雨量が200ミリを越えた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/tenki/news/20060917k0000e040028000c.html


複数竜巻で特急脱線、家屋倒壊や負傷者…宮崎・延岡市 
20060917-3  17日午後2時5分ごろ、宮崎県延岡市構口町のJR日豊線南延岡駅構内で、別府発宮崎空港駅行き特急「にちりん9号」(5両編成)の先頭から2両が脱線し、横転した。

 JR九州などによると、乗客は約30人で、このうち5人がけがをした。

 宮崎県警によると、現場は南延岡駅の北側踏み切り付近で、そばの民家の窓ガラスが割れているという。南延岡駅の男性駅員(54)は、「にちりん9号が駅に入る前、ごみを巻き上げながら竜巻が接近してくるのが駅の事務室から見えた」と話している。この特急も、同駅で運行を打ち切る予定だった。

 延岡市災害対策本部では、「午後に入って市内で竜巻が二つ目撃された。市内で家屋の倒壊や損壊が相次ぎ、負傷者が出ている」と説明した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060917-00000005-yom-soci


国土交通省 防災情報提供センター リアルタイムレーダー

Yahoo!天気情報 - 台風情報

NHKニュース 台風13号情報


被害のニュースが続々と入ってくる

でかい勢力のまま進んでいるようで

これからの進路側でも 注意が必要だね

こっちまで強いままで来るのかな・・・



20:40追記

台風13号が長崎上陸…死者7人、不明1人 

 強い台風13号は17日午後6時すぎ、長崎県佐世保市付近に上陸、九州のほぼ全域が風速25メートル以上の暴風域に入った。今後も、ほぼ勢力を保ったまま進む見込みで、気象庁は暴風や大雨、高潮などに警戒するよう呼び掛けた。


 広島県安芸高田市の甲田では、17日未明までの24時間雨量が237ミリと、同地点としては観測史上最多を記録。


 長崎県の雲仙岳で58・1メートル、五島列島の福江で53・4メートル、佐世保で43・5メートルと、同県の3地点で9月としては過去最も強い風を観測。熊本県の牛深でも43・0メートル、鹿児島県の枕崎で41・9メートル、宮崎県の油津で39・3メートルを記録した。


 台風は17日午後6時現在、長崎県西海市付近を時速約35キロで北北東に進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートルで、中心から南東220キロ以内と北西150キロ以内が暴風域となっている。


 18日朝には、ほぼ勢力を保ったまま日本海に抜け、その後は北海道方面に向けて北東に進む見込み。


 18日夕までの予想雨量はいずれも多い所で、四国太平洋側350ミリ、四国瀬戸内側と中国、近畿、三重県200ミリ、九州北部150ミリ、九州南部と北陸、関東甲信、東北南部100ミリ。


 宮崎県延岡市では17日、突風で家屋が壊れるなどの被害が相次ぎ3人が死亡したほか、JR日豊線の特急が脱線し乗客ら6人がけがをした。広島市でも消防団員が遺体で見つかったほか、佐賀県では16日に3人が死亡しており、台風による死者は計7人となった。


 宮崎県延岡市では突風で民家の窓ガラスが割れるなどの被害が続出。損壊した民家で自営業の新名敬二さん(42)が頭から血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認された。また、同市浜町のビニールハウスで倒れていた女性(84)が死亡したほか、強風で倒れたスーパー陳列棚の下敷きになった男性(77)が死亡した。同市によると、市内では100人近くのけが人が出ているという。


 一方、JR日豊線南延岡駅構内では17日午後2時ごろ、徐行運転中だった別府発宮崎空港行き特急にちりん9号(5両編成)が脱線し、前方の2両が横転。乗客45人のうち5人と運転士の計6人が軽いけがをした。延岡市消防本部によると、当時、駅付近では竜巻とみられる突風が発生していたという。


 広島市では、16日夜から警戒に出たまま行方不明となっていた消防団員が17日に遺体で見つかったほか、16日夜に災害現場の取材に出かけた中国新聞社の男性記者が行方不明となっている。


 一方、佐賀県内では16日、車で通り掛かった家族が鉄砲水に巻き込まれるなどして、計3人が死亡している。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060917-OHT1T00150.htm


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