≪秋田児童連続殺害事件≫「欄干に座らせ押した」畠山被告が彩香さん殺害詳述

「欄干に座らせ押した」畠山被告が彩香さん殺害詳述

　秋田県藤里町の小学４年畠山彩香さん（当時９歳）殺害事件で、母親の無職畠山鈴香被告（３３）が「（彩香さんを）欄干に座らせて後ろから両手で押して落とした」と犯行状況を詳細に供述していることが２１日、わかった。

　その後、彩香さんがどうなったかを一切確認せず、そのまま立ち去ったという。能代署捜査本部は、衝動的な犯行との見方をさらに強め、畠山被告の感情の起伏の激しさにも注目している。

　調べによると、殺害現場とみられている大沢橋は、手すりの高さが約１・１メートル。畠山被告は、彩香さんとサクラマスを見に行き、帰ろうとしたところ、「彩香が駄々をこねたのでイライラして落とした」などと供述している。

　畠山被告らが橋にいたところを車で通った近くの住民が目撃しているが、これまでのところ、突き落とした瞬間を見た人はいない。畠山被告は「一部、記憶がない」とも話しており、捜査本部は、畠山被告の供述を慎重に裏付けるとともに、遺体や現場の状況と矛盾がないかなどを調べている。

　橋から下を流れる藤琴川の水面までは約８メートルで、中央部付近の深さは、最深部で約２メートル。彩香さんは頭などを骨折しており、捜査本部は、落とされた際に石などに頭をぶつけて意識を失い、そのまま約５キロ下流まで流されるうちに死亡した可能性が高いとみている。

　秋田地検は２１日、畠山被告の１０日間の拘置を秋田地裁に請求し、認められた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060722i301.htm

容疑者の簡易鑑定検討　地検　秋田・連続児童殺害

　秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、秋田地検が無職畠山鈴香容疑者（３３）の簡易鑑定を検討していることが２１日、分かった。地検は責任能力があるとみているが、不可解な供述も多く、確証を得るために鑑定の検討に入ったとみられる。

　畠山容疑者はいらいら感から長女彩香さん＝当時（９つ）＝を殺害後、「なぜ、うちの子はいないの」といった嫉妬（しっと）心を含む複雑な感情を抱き、それが米山豪憲君＝当時（７つ）＝殺害の動機の１つになったなどと話している。

　専門家からは、事件が起きた背景の分析は不可避だとして、畠山容疑者の生い立ちや親子関係など、犯行に影響したとみられる要素を分析する「情状鑑定」の必要性を指摘する声も出ている。
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/07/20060722t43024.htm

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夏休み期間「命大切に」　秋田・藤里小で終業式
　１学期中に２人の児童が亡くなった秋田県藤里町の藤里小で２１日、１学期の終業式があり、工藤文雄校長は１５０人の全校児童を前に、「２学期に『さわやかな子』で学校に帰ってくることを願っています。本当に、もう１人も命を失ってほしくない」と訴えた。

　全員で黙とうした後、工藤校長は「米山豪憲君、畠山彩香さんを失いショックだったと思いますが、勉強や部活動を頑張りましたね」と振り返った。児童らは神妙な面持ちで話に耳を傾けた。最後に全員で、夏休み中も命を大切に行動することを約束したという。

　午後の授業を終えた低学年の児童は午後３時すぎ、水着のバッグなど両手いっぱいの荷物を持って校門前に集合。「元気でね」などと友達に声を掛け、保護者らに見守られながら集団下校した。

　事件があった粕毛地区の保護者の１人は「犯人が分かっても、保護者はまだピリピリしている。夏休みで家にいる時間が長い子どもに、悪い影響が出ないようにしたい」と話していた。

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/07/20060722t43023.htm

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この特異な事件によって　街の中のピリピリした部分は少なくなってきたものの

やっぱり精神的ダメージっていうのはあるんだろう

あまりにも恐ろしく　あまりにもわけがわからない犯人

畠山鈴香自体　母親の愛を感じられずにいたのだろうか

愛し方・愛され方がわからない　生い立ちのせいばかりでは無いわけだけど