サッカー:ドイツW杯 ジダン退場問題 ジダン選手・テレビ発言要旨
◇責められるべきは挑発してくる人間だ
【パリ共同】サッカーのワールドカップ(W杯)決勝で退場処分を受けたフランスのジダン選手が、12日にテレビで行った発言の要旨は次の通り。
(マテラッツィ選手が)シャツを引っ張るので私は欲しいなら試合後に交換してやると言ったんだ。そうしたら彼はとても耐え難い言葉を口にして、それを何度も繰り返した。言葉は暴力以上に激しいことがある。私の非常に奥深いところに触れる言葉だった。
(侮辱の中身を言うのは)大変なことだ。母と姉にかかわる極めて個人的な内容だし、非常に激しい言葉だ。一度耳にしたら逃げ出したくなるような言葉だ。私は実際に逃げ出したが、2度、3度と耳にした。
何よりもまず自分は男だ。だから立ち向かった。もちろんやるべき行為ではない。テレビで20億、30億の人たちが(決勝戦を)見ているわけだし、何百万もの子供たちが見つめているのだから。彼らに対して自分は謝罪する。
(しかし)自分の行為を後悔するわけにはいかない。後悔すれば(マテラッツィ選手が)ああいう言葉を口にするのは正しかったということを意味してしまうからだ。それはできない。
(国際サッカー連盟に)言いたいことは、挑発がなければ、それに反発する(暴力)行為も起こり得ないということだ。責められるべきは挑発してくる人間だ。W杯の決勝で、自分の選手生活の終わりまであと10分しか残っていないという状況で、自分の喜びのために私があんな行為をやったと思いますか。
わたしがやったことは許されない行為だ。しかし言いたいことは、本当に責められるべき人間を罰する必要があるということだ。
たくさんの人が(もう一度プレーする気はないかと)声を掛けてくれるが、(引退は)既に決めたことだ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060713dde041050018000c.html
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FIFA会長:ジダンMVPはく奪も示唆
W杯決勝で退場処分を受けたフランス代表MFジネディーヌ・ジダン(34=Rマドリード)が、大会MVPをはく奪される可能性が出てきた。12日付のイタリア紙レプブリカが、FIFAのゼップ・ブラッター会長(70)が示唆したと報じた。
相手選手を頭突きして退場したジダンだが、記者投票による選考でMVPを受賞した。同紙から「フェアプレーの観点から賞が傷ついたのでは?」と問われたブラッター会長は「選考はFIFAではなく(投票した)ジャーナリストだ」と前置きした上で「FIFAの理事会にはスポーツ倫理に反する行為があれば、そこに介入する権利と義務がある」と続けた。
さらに、11日から規律委員会がジダン退場に関する調査を始めたことに触れ「だから、われわれは調査する」と告白。調査目的が必ずしもジダン退場のきっかけをつくったイタリアDFマテラッツィにあるのではなく、MVPの妥当性にもあることを認めた。
ジダンのMVPにはこれまでも異論があった。特にイタリアでは、代表主将カンナバロがジダンにわずか35ポイント差で敗れたことに連日、疑問の声が上がっていた。ブラッター会長はMVPはく奪の可能性を問われ「結論が出るまで何も決められない。疑わしきは罰せずだ」と明言は避けたが、調査次第では厳しい判断が下される可能性も出てきた。
≪マテラッツィ コンサート会場に≫ジダンを人種差別的な発言で挑発した疑いを持たれているマテラッツィが11日、デルピエロとともに、ミラノで行われたローリング・ストーンズのコンサート会場に出現。ボーカルのミック・ジャガーから最近転落事故で頭を負傷したギタリストのキース・リチャーズとともに「2人には最近“頭”に関係した事件があったんだぜ」と紹介され“ノリノリ”だった。一方で、地元紙はコッシーガ元大統領が「フランスとアルジェリアの大統領へ謝罪の手紙を送った」という談話が掲載されるなど、騒動の波紋が広がっている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/news/20060713spn00m050012000c.html
ジダンの神妙な面持ちでのテレビ出演と ローリングストーンズコンサートか・・・・・
ジダンが行なった行為は サッカーの競技中としては 決して許されるべきことでは無いとは思う
だからこそMVPに ナゼ?という思いがあったことは否めない
ただ 言葉の暴力だって あっていいわけではない。
ジダンは語った 後はマテラッツィがきっちり説明するべきではないだろうか
イタリアの優勝に汚点を残したのは確かだね。
追加記事
マテラッツィ、ジダン発言の一部を認める-姉に関して、母へは否定
サッカーのW杯決勝で暴力行為による退場処分を受けたフランスのMFジダンに「母と姉にかかわることで、一度耳にしたら逃げ出したくなるような言葉を繰り返した」と挑発を非難されたイタリアのDFマテラッツィは、13日付の地元紙で「彼の母を侮辱してはいない」と反論した上で、姉に関する発言をしたことは事実上認めた。
マテラッツィは、12日夜にジダンがテレビ出演した後にコリエレ・デラ・セラ紙のインタビューに応じ「15歳で母を亡くした自分が、誰かの母を侮辱することはあり得ない」と主張。ただ、ジダンの姉については「(侮辱した対象者を)消去していけば(残るのは姉だけ)」と明かした。
また「テロリスト」と発言したと一部で報じられたことについては「政治、宗教、人種問題にかかわることは一切口にしていない」と強く否定した。
国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は、ジダンからW杯最優秀選手賞をはく奪する可能性を示唆している。マテラッツィは「賛成できない。ジダンは賞に値するプレーをした」と話した。
http://www.sanspo.com/sokuho/0713sokuho050.html
ジダンの母「タマ切り取って料理してやりたい」激怒
W杯ドイツ大会決勝で、頭突きにより退場処分を受けたフランス代表主将、ジダンの母・マリカさんが、12日付英大衆紙デーリー・ミラー紙で、最愛の息子を侮辱したとされるイタリア代表DFマテラッツィに対し、「あの男のキンタマを切り取って料理してやりたい」と罵倒した。
同紙1面に掲載されたのは「I want that Italian’s b★lls on a platter」と、激怒するマリカさんのコメント。ballsのaの文字は星マークで隠されている。
同紙によると、決勝戦当日に入院したとされているマリカさんは、すでに退院。友人に「あの子は私の名誉、家族の名誉を守っただけ。マテラッツィに対する嫌悪感だけが残る。彼が言ったことが本当なら、キンタマを料理してやりたい」ともらしたという。
マリカさんへの侮辱が、ジダンの最後の試合を台無しにした可能性があるだけに、怒りは大きいようだ。(夕刊フジ特電)
http://www.zakzak.co.jp/spo/2006_07/s2006071307.html
お母さん 過激ぃ~!(笑)
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