もうひとつのW杯 秋田・養護学校の加藤さんが日本代表に
サッカーのワールドカップ(W杯)の舞台となったドイツで、“もうひとつのW杯”が8月末に開幕する。4年に一度の知的障害者サッカー世界選手権だ。東北・北海道からただ一人、秋田大付属養護学校高等部3年の加藤隆生さんが、日本代表GKとして出場する。夢の舞台に向け、17歳は調整に余念がない。
「不安だけど、すごく楽しみ。あとはけがをしないで万全のコンディションで臨みたい」。本番まで2カ月を切り、加藤さんのモチベーションは上がる一方だ。「初めての海外。しかも世界戦。大きな舞台で自分を思う存分アピールしたい」
加藤さんは3つ年上の兄の影響で幼稚園のころにサッカーを始め、旧雄和町(現秋田市)のスポーツ少年団でGKとして頭角を現した。記憶力に障害があり、中学2年の春、普通学級から身障児学級に移ったが、その後、さらにサッカーに熱を入れるようになった。
ちょうどそのころ、知的障害者の世界選手権の存在を知った。2002年、日韓W杯の時で、まだ3回目の知的障害者サッカー世界選手権は広く知られていなかった。「あの舞台のピッチに立ちたい」。国内で最も組織がしっかりしている関東地区に、自ら出向いて強化練習に参加し、代表候補に選ばれた。今年3月に正式に代表に選ばれるまで、十数回に及ぶ強化合宿で実力を上げた。
180センチ、63キロの細身ながら、瞬発力に優れた身体能力の高さが特徴だ。日本代表枠20人の中で、養護学校の生徒は加藤さんを含め4人で、他は社会人。経験の差を埋めるため、地元の高校サッカー強豪の秋田商高の練習に参加するなど努力を重ねている。
日本は開幕戦となる8月29日、開催国のドイツと対戦、計16カ国で覇を競う。「日本のエースGKは自分。熱くゴールを守りたい」と意気込む加藤さん。日本の守護神・川口能活選手の動きを、頭の中に描いている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000009-khk-toh
オリンピックにパラリンピックがあるように
サッカーにも障害者によるワールドカップがあるという事を この記事で知った
ぐぐってみたけど この秋田の報道の他に どんな方たちが参加するのか不明なのが なんとも寂しいところ
電動車椅子サッカー さらにもうひとつのワールドカップに向けて
http://www.heartful.ne.jp/column/toukou/mawc1.html
障害の分類によって いろいろあるのかな?
大会が近くなったら もっと報道されるのだろうか?
もっと報道するべきだよね。
日本代表頑張って欲しい
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