<奈良高1放火>逮捕の長男「父に謝りたい」
奈良県田原本町の医師(47)方で母子3人が死亡した放火殺人事件で、逮捕された高1の長男(16)が「父に謝りたい。ごめんなさいと言いたい」などと話していることが分かった。11日朝、接見した弁護士が明らかにした。
事件は、医師の父が長男の医学部進学を強く望み、時に暴力を交えて学習を指導したことが背景とされる。長男は「成績に厳しく、殴る父に憎しみを持っていた」と動機を供述。一方、逃亡の際、父と写った写真を持ち出すなど複雑な感情ものぞかせていた。
また、これまでの接見では弁護士に「謝罪したいけど、会ってもどうやって謝っていいか分からない」と話していた。
長男は12日に奈良家裁に送致される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000048-mai-soci
奈良放火殺人 「父に会いたい」 高1長男、弁護士に漏らす
奈良県田原本町で母子3人が死亡した医師(47)宅放火殺人事件で、逮捕された高校1年の長男(16)が、11日朝に接見した弁護士に対し、事件後初めて「お父さんに会いたい」と漏らしたことがわかった。長男はこれまで、事件の動機について、普段勉強を通じて厳しく接していた父親からの逃避などをあげていた。父親とは事件後、面会していないが、長男は「会ったら最初にごめんなさい、と謝りたい」と話したという。
弁護士はこの日、約30分にわたり接見した。今後の刑事手続きなどに関して説明したが、長男は今までにも増して元気がない様子だったという。
捜査当局は、12日に長男を現住建造物等放火と殺人の非行事実で奈良家裁に送致するが、犯行時に2階で母親や弟、妹が寝ているのを知りながら1階にサラダ油をまき、火をつけて逃走していることなどから、長男には殺意があったとみて「刑事処分相当」の意見をつけるとみられる。
長男は16歳以上のため、少年法の規定で原則的には検察官送致(逆送)され起訴されることになるが、弁護士は「(学校の保護者らから集まった)寛大な処遇を求める嘆願書などを家裁に提出していきたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000026-san-soci
知れば知るほど ますます切ない事件・・・
会った時に父親には 息子を抱きしめてあげて欲しいのだけど・・・無理だろうか・・・
過去記事
≪奈良民家全焼≫行方不明の長男を保護、放火・殺人容疑で逮捕
(2006-06-21)
≪奈良民家全焼≫放火・殺人で捜査
(2006-06-22)
≪奈良民家全焼≫未来への翼が折れた? (2006-06-23)
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