奈良高1放火殺人:父「責任痛感」「接し方間違った」
 奈良県田原本町の医師(47)宅が全焼し、母子3人が死亡した事件で、医師が、殺人と現住建造物等放火容疑で逮捕された高1の長男(16)と接見した弁護士に「事件の責任を痛感している」と話していることが分かった。接見の委任を受ける際、父親は「自分の側の接し方が間違っていた。医師にしたい思いで、(長男の)気持ちを考えずにやっていた」とも語ったという。

 長男はこれまでの県警の調べに「父に日ごろ『医者になれ』と言われて重荷に感じていた」「成績に厳しく、殴る父に憎しみを持っていた」などと供述。接見で長男は「スパルタ教育の中で父から暴力を受けたことがある」と明かした。弁護士は「暴力を受け始めた時期は最近ではないのではないか」と話した。

 また事件当日に関して長男は「家出するつもりだった。行くあてはなかった」と話していることが分かった。事件2日後の先月22日、京都市内で保護されたが、市内を目指した理由は特になかったという。長男は取り調べの合間に「論語」を読み終え、「知識よりも人の優しさや思いやりが大切だと分かった」などと弁護士に感想を話している。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060701k0000e040056000c.html


「責任を痛感」と父親=逮捕の長男「つらかった」-医師宅放火殺人・奈良

 奈良県田原本町の医師宅が焼け母子3人が死亡、殺人と放火の疑いで高校1年の長男(16)が逮捕された事件で、接見した弁護士が1日、勉強などで厳しく長男に接していた父親が「責任を痛感している」と話していたことを明らかにした。
 弁護士によると、父親は勉強させようと手を上げることもあり、長男は「つらかった」と話した。当日は家出しようとしていたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060701-00000041-jij-soci


「今は父と会えない」高1長男、弁護士に 奈良放火殺人
 奈良県田原本町の医師宅の火事で、放火と殺人の疑いで逮捕された高校1年の長男(16)に接見した弁護士は29日、長男が父親(47)について「今は会えない。どういう言葉で謝ったらいいのか分からない」と話していることを明らかにした。
 弁護士は同日朝、30分接見し「父親にどういう言葉で謝るか考えなさい」と尋ねた。長男は落ち込んだ様子で口数も少なく、時折うなだれることもあったという。

 長男は仏教の教えを分かりやすく書いた本を、学校の教諭を通じて差し入れてほしいと希望したという。弁護士は「心の救いを求めているのではないか」と話した。
http://www.sankei.co.jp/news/060629/sha068.htm


家庭訪問の担任に「父の暴力やめさせて」…放火の長男

 奈良県田原本(たわらもと)町の医師(47)方が全焼、妻子3人が死亡した放火殺人事件で、逮捕された私立高校1年の長男(16)が中学2年だった2年前、父親から暴力を受けていることを家庭訪問した担任教師に訴え、やめさせるように求めていたことがわかった。

 関係者らによると、長男は学校の成績を巡って父親から再三、暴力を受け、けがをして登校してくる日もあったという。

 2年前、当時の担任教師が家庭訪問した際、両親と長男本人の計4人で面談。長男は担任教師から「何か言いたいことは」と尋ねられると、父親の面前で「殴るのをやめさせてほしい」「塾をやめさせてほしい」などと訴えたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060701-00000501-yom-soci


父親と子の心のすれ違いから 妻と二人の子供の命が絶たれた

どちらも悔やんでも悔やみきれないものを抱えてるのだろう

出来れば・・・時間がかかるだろうけど 許しあい心通い合う親子に戻って欲しい。



過去記事

≪奈良民家全焼≫行方不明の長男を保護、放火・殺人容疑で逮捕 (2006-06-21)
≪奈良民家全焼≫放火・殺人で捜査 (2006-06-22)

≪奈良民家全焼≫未来への翼が折れた? (2006-06-23)


ブログランキング・にほんブログ村へ