モト冬樹映画初主演!9月公開「ヅラ刑事」
タレント・モト冬樹(54)が「ヅラ刑事(ヅラデカ)」(河崎実監督、9月公開)で映画初主演していることが5日、分かった。「いかレスラー」(04年)「コアラ課長」(06年)と“痛快動物もの”を生み出した叶井俊太郎プロデューサーと河崎監督コンビが初めて“人間”を主人公にした作品。かつらを投げつける必殺技を持つ敏腕刑事を演じた冬樹は「ヅラつけると自分だと誰も分かってくれないからハゲのままがいい」と自虐的に感想を語っている。
逮捕された姉歯秀次・元1級建築士、かつらを着用して試合を行ったボクサー・小口雅之選手。頭髪にガゼン注目が集まる現在の世の中を象徴する?映画が出来上がった。その名もズバリ「ヅラ刑事」。かつらをかぶった刑事が難事件を解決する痛快アクションムービーだ。
主役はモト冬樹。自らの頭髪をネタにするなど体を張ったギャグに“定評”のあるタレントだ。企画段階で河崎監督が白羽の矢を立てた。「頭髪に不自由なビッグな芸能人を探していたが、一番シャレが分かってくれそうだったのがモト冬樹さんだった」と“運命の出会い”を告白。出演依頼を冬樹は快諾して、ホンモノの“かつらムービー”が出来上がった。
モト冬樹演じる源田初男は新宿の左曲署に勤務する敏腕刑事で通称・ヅラ刑事。かつらを相手に投げつける「モト・ヅラッカー」を武器に、迷宮入り寸前の難事件を次々に解決する。同僚にはデカチン刑事、デブ刑事、チビ刑事、オヤジ刑事、イケメン刑事と“特殊技能”を持つ刑事がおり、悪の巣窟(そうくつ)を打倒する物語だ。
かつらを装着した冬樹は、一見すると誰だか分からないほど、端正な顔だちが際立つ“イケメン”に変身。それでも冬樹は「オレってカツラつけると普通に見えるんだよなあ。ヅラつけると自分だと誰も分かってくれないからハゲのままがいい」と苦笑いで初主演映画を振り返った。
だが、ただ単に爆笑のストーリーでなく、若いころ、かつらをかぶっていたために恋人に振られてしまうなど、頭髪の薄い人はより一層、そうでない人は、それなりに、シンパシーを感じることが出来る。笑いを誘いながらも、感動大作に仕上がっているという。
◆ヅラ かつらの別称。かつて「髪」を「か」と読んだ時代もある。昔、草木でできた髪飾りを「髪のつる」と呼び始め、これが変形して「かづら」→「かつら」になったと伝えられるが、詳細は不明。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060506-00000033-sph-ent
まんまのタイトルに ちよっとびっくり
秋公開作品なのね ちょっと見てみたい気がする