製作記 タミヤ 1/24 PENNZOIL NISMO GT-R (8) | 加古川模型 club

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おはようございます。ウインク




『 タミヤ 1/24 PENNZOIL NISMO GT-R(R34) 』を作っています。


前回までにボディとウインドウパーツの塗り分けが完了しましたので、今回はボディなどのパーツに順次デカールを貼り付けていきたいと思います。

と言うことで、あまり触らないルーフ→ボンネット→フロントバンパー→リアバンパーの順に途中まで貼っていきました。(↓)


パッと見は順調ですが…
見た目以上にデカールの劣化が進んでいて、かなりの失敗をしてしまいました…あせる





先ずはヘッドライトを丸ごと覆う黒いデカール。
最初に左側から貼りましたが…切れる切れる…
おまけに切れたデカールを合わせようとすると粉々になるなる…
ボンネット先端、フロントバンパー上部のインテーク奥に貼った黒いデカールも同じ現象が起こっています。
仕方がないので、輪郭だけは何とか保って後は気にせず、これで(↓)完了。


乾燥してからエナメルでタッチアップします。





続いて、ボンネットのエアーアウトレットのルーバーですが…ボンネットのペンズオイルのデカールをボンネットの凹凸に馴染ませるためドライヤーで加熱していたら部分的に溶けて変形して割れてしまいました…(↓白◯印)


流石にこれはどうしようもないので、走行中に鋭利な何かが飛んできて当たって傷になったと、都合のいいように解釈してこのまま気にせず完成させようと思います…あせる
なお、奥から2枚目のルーバーに貼っている赤い小さなデカールは本来なら中央部に貼る指示ですが、大きな割れを隠すために写真向かって右側にズラして貼っています。





次にリアバンパーに貼る黒い2本ライン、事前にKYして十分に水に浸けて水の中で台紙から浮いてくるくらいまで待ちましたが、水から引き上げた時点で既に7分割くらいに割れてしまったので、慎重にラインを合わせて何とか一直線状に貼ることが出来ました。(↓)


よく見ると、所々欠けていますので、後でこちらもタッチアップしようと思います。





続いて、左サイドの黒い2本ライン、こちらは何とか割れずにボディに置くところまではいきましたが、位置を合わせたり、排気管に重なる部分をカットしていたりしていたら、こちらも3分割くらいに割れてしまいました。(↓)


ただ、こちらは上手くいった方なので、少し欠けた所はタッチアップしようと思います。





最後、右サイドの黒い2本ラインは何とか1ヶ所も割れずに貼ることが出来ました!


慣れれば少しは上達するものですね…(笑)

なお、劣化しているデカールはかなり水に浸けていますので、貼り付ける際はタミヤの軟化剤入りデカールのりを事前に塗布するか、位置決め後に上から塗布して失ったのり成分を補給しています。





と言うことで、今回の成果です。(↓)


ボンネットのエアーアウトレットのルーバーもこれくらい離れると多分気にならないと思いますし、デカールが欠けたところのタッチアップも黒色だけなのでそれほど難しくはないはずですので、とりあえず何とかなりそうな感じですね。





ちなみに現在残っているデカールです。(↓)


向かって左側「a」のデカールは劣化はありませんでした。少々引っ張っても割れることも無く今のところ良好です。
一方、向かって右側「b」のデカールは見た目以上に劣化が進んでいます。
よく見ると多少黄ばみも有ります。同じ袋に入っていたのに劣化の度合いが違うのは多分デカールの印刷方法が異なるからだと思います。
まあ、仕方がないですが、大きいものやライン状の難しいデカールは全て貼り終えましたので、後は大丈夫と思います。





このキットを持たれていて、これから作る方は「b」のデカールは十分に注意して下さいね。
出来れば、マイクロスケール社のリキッドデカールフィルム(↓)のご使用をお勧めします。


他にも類似品が有りますので、ご参考まで〜

なお、私もリキッドデカールフィルムは持っているのですが…割れは無くなる代わりにデカールが厚ぼったくなり凹凸への馴染みも悪くなる印象(個人的な印象)ですので、使いたくないんですよね〜
なので割れを覚悟で今回も貼りました…あせるあせるあせる





次回も引き続きデカールを貼っていきたいと思います。