製作記 1/24 タミヤ ホンダ CASTROL MUGEN アコード (8) | 加古川模型 club

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おはようございます。ウインク


『 1/24 タミヤ ホンダ カストロール 無限 アコード 』を作っています。

 
 
今回もトランク周りの工作を進めていきたいと思います。
 
 
と、その前に…
 
ヒンジの構造を色々と考えていたのですが…ヒンジの支点(ボディ側に取付ける支点)がトランク又はボンネットの表面より下側にあればあるほどトランクやボンネットの開度が小さくなることに今頃気付きました…あせる
 
パソコンで絵を描いてみたら、トランクやボンネットの表面より支点が上に有るとかなりの開度が得られますが、物理的に難しいので、色んな方の製作記を参考に可動部を増やすことで解消することにしました。
 
 
 
 
 
具体的にはこんな(↓)感じ。
 

下手な絵ですが…
 
 
このようにすればボディ側の支点がトランクやボンネットの表面より下に有っても十分な開度が得られます。
 
 
 
 
 
ちなみに…現状はと言いますと、こんな(↓)感じです。
 

 
 
トランクの方のヒンジを固定してしまうとウインドウと干渉してトランクが開きませんので(赤色の状態)、トランクの方はシリンダーのように前後にヒンジが摺動するよう(青色の状態)にしていましたが、逆にこの摺動部のガタが安定感を損なう一因となっていました。
 
 
 
 
 
と言うことで、早速0.5㎜のプラ板を2.0㎜幅にカットして1.0㎜の穴を両端に空けた長さ7.0㎜のヒンジを4個、それに可動部のピンとして1.0㎜のプラ丸棒に1.0㎜の穴を空けた2.0㎜のプラ丸棒の輪切りを接着したものを6個、トランク側の支点として1.0㎜の穴を空けた2.0㎜のプラ角帽を2個作りました。(↓)
 
 
センターがズレていたりと、かなり不細工な出来ですが…
 
 
 
 
 
先ずヒンジを組み立てます。(↓)
 
 
ピンの抜け留めには、1.0㎜の穴を空けた2.0㎜のプラ丸棒の輪切りを接着しています。
 
 
 
横倒してみると、こんな(↓)感じですね。
 
 
 
 
 
 
で、次にボディ側の支点に取付けるヒンジの穴にピンを取り付けて、同じく1.0㎜の穴を空けた2.0㎜のプラ丸棒のスペーサー(厚み1.5㎜)を入れます。(↓)
 
 
なお、上の写真を撮る前にボディに仮組みした結果、ヒンジの取り付け位置が悪くボディとヒンジが干渉したため、少し長いピンに作り替えスペーサーも入れてヒンジの取り付け位置を調整しています。
 
 
 
 
 
そして、出来たヒンジをボディ側の支点に固定してからトランクをボディに仮組みして、トランク裏にトランクの支点となる2.0㎜のプラ角棒を接着します。
 
しばらく放置して接着剤がある程度硬化してからトランク側の支点とヒンジをピンでつないだら、改修版のヒンジの完成です。
 
今回はリアウイングも仮組みして完成時と同じ重量がヒンジに掛かるようにしておきます。(↓)
 
 
本当はリアライトレンズも取り付けたかったのですが、まだ2分割していませんので今回はスルーしましたあせる
 
 
 
 
 
で、トランクを空けてみると…
 
 
 
 
お〜!我ながらイイ感じですね〜。
安定感もバッチリです。
トランク開閉の動きも適度な硬さが有りしっかりとしています。また、プラ板ヒンジですが、意外と強度も有りそうです。
 
 
 
 
 
なお、トランクの保持はトランクの中心を0.5㎜のプラ板でサポートする構造としました。(↓)
まだ塗装しておらずプラ板の白色のままで凄く目立ってカッコ悪いですが、最終的には黒く塗ろうと思っていますので、それほど目立たなくなると思っています。
 
 
それと…上の写真、左右のヒンジで開いた時のそれぞれの開度がちょっと違うのは…ご愛嬌と言うことで…
 
 
 
 
 
ちなみに裏側から見るとこんな(↓)感じです。
 
 
トランクを開いた状態を保持する0.5㎜のプラ板か前に突き出ていますが、ちょうどリアボードの下側に潜り込みますので組み立てたら見えなくなります。
また、シャシーとボディを組み立てる際も邪魔にならないことは確認済みです。
 
 
 
 
 
今回でトランク周りの工作も一段落しましたので、次回はまた別のところを触っていこうと思っていますが、その前にボンネットのヒンジも同じ構造に改修しようかと思っています。
 
 
 
 
 
と言うことで、今回は以上です。音譜