「誠に残念ですが、今回の採用は見送らせていただきます」
40歳になって突きつけられた現実。
テレビ局で16年正社員として働いてきた私はそこそこの自信があった。
特に、子どもを産んでからはなりふり構わず必死で働いてきた。
女だから、母だからと言われないように。
でも、世間は違った。
40歳。女。母親。書類すら通らない日々。
条件を引き下げてもダメ。
「そろそろ働いたら?」
娘には冷たくあしらわれ、毎年買っていた好きなブランドの福袋も買うのを我慢。
そんな時、昔の友人に会った。
「代表取締役・・・?」
「起業したんだよね。」
『これしかない』
今日から40歳の私が始まる。