初対面の颯人とホテルに行ってしまった。
照れくさいと言うか、やっぱりなぁ。。。と言うのが心境だった。
ソファーに座る私に
「こっちおいで!」
とベットに来るように促す颯人。
こんな展開を、予想していたとは言え。。。。。
彼に対して「浮気」する事になると思うと、正直悪いと思う私と
「まあ1回くらいいいか。。。」と思う私が居た。
「シャワーでも浴びてきたら?」
そう私が颯人に言うと
「分かった。そうするよ。」
と、バスルームに消えていった。
「このまま、颯人がシャワー浴びてる間に帰ってもいいかも?」
「でも、それじゃあ颯人びっくりするよな?」
10分くらいの間、いろんなことを考えた。
が、結局私もシャワーを浴びることにした。
もう、決意を固めたから。。。
今日はこのまま「浮気」してしまおう!
私の事、何ヶ月も放置してる彼が悪い!
自分を必死に正当化していた。
ベットに入ると、颯人はいつにも増して優しかった。
そして。。。。。彼よりも肌があった。
それまで、男性経験の少なかった私は、颯人にハマった。
彼とは感じられない心地よさがあった。
私はすっかり颯人のペースに飲まれ、何時間も求めあった。
辺りがすっかり暗くなってから、ホテルを出た。
「また電話していい?」
そう言ったのは私の方だった。